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カテゴリ:読書
阿川佐和子さんといえば有名な人で、作家の阿川弘之氏の娘であるとともにテレビなどでも活躍しています。 その阿川佐和子さんの「老人初心者の覚悟」という文庫本を書店で見かけたのですが、面白そうなタイトルにひかれて購入しました。 この本は、今年70歳の阿川さんが65歳の時に書いたエッセイ集だとのことで、前期高齢者は65歳からなので、その老人初心者になったということでのタイトル名らしいです。 つまり、65歳ということで高齢者の仲間入りをした初心者だとのことです。 なお、この本はエッセイ集で、阿川さんが婦人公論という本に連載していたエッセイのうち42編を収録したものとのことです。 ちなみに、執筆時はコロナ禍前の時期に当たるそうで、海外旅行や会食の話題なども掲載されています。 そのエッセイの内容は多岐にわたっており、どのエッセイも思わずニヤリとしてしまうようなユーモアに溢れています。 今年68歳になるヒロくんも阿川さんとほぼ同年齢ですから、それぞれのエッセイになるほどと思わせるものがありました。 なかでも、面白いというか納得したというか、考えさせられる内容だったのが「健康診断」に関するエッセイです。 御主人と一緒に行った健康診断で、心配していた御主人は異常なしだったのに、自分は動脈硬化だと言われたそうで、健康診断に行ったことを後悔している内容は面白いと思いました。 たしかに健康診断に行かなければ、病気を宣告されることは無く、健康診断で病気を指摘されてあれこれと悩むことになるのは嫌なものですからね。 とはいうものの、やはり、健康診断には行ったほうが良いでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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