テーマ:おいしい日本酒(1112)
カテゴリ:ドリンク(酒)
今年は残暑が長引いて、秋になっても暖かい日が続き、12月になってもそれほど寒くはなかったのですが、この週末からは本格的に寒くなってくるそうです。 暑いときは冷やして、寒いときは温めて、いずれにしても美味しくいただくことができる日本酒は優れモノだと思います。 さて、そんななか、今回ご紹介するのは純米酒の「天穏(てんおん)」という名のお酒です。 このお酒は、島根県出雲市にある板倉酒造有限会社というところで造られています。 出雲市と言えば、出雲大社が有名ですね。その出雲市にある板倉酒造ですが、創業は明治4年ということです。 ちなみに、天穏という酒名は大正5年に当家宗門である日蓮宗本山要法寺管主坂本御前より仏典の無窮天穏という言葉から命名されたとのことです。 その無窮天穏とは、天が穏やかであれば窮する(困る)ことは無い、世界とその未来が平和であることを願う言葉だそうです。 なお、天穏というお酒ですが、伝統的な出雲杜氏の技法である「山陰吟醸造り」による酒造りをしているとのことです。 その山陰吟醸造りとは精米した酒米の外側を酒粕に、米の内側の心白を酒にする本来の吟醸酒の製法だそうで、精米歩合の数字以上の清らかな酒質を生み出すそうです。 なお、アルコール度数は15度となっていて、ラベルには「出雲杜氏 小島達也」の名前が印字されています。 さて、まずは常温でそのままいただきましたが、やや辛口の味わいでコクがあり、純米酒ならではの、お米の風味を感じさせる美味しいお酒です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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