テーマ:読書(9180)
カテゴリ:読書
今日はお彼岸の日の中日の春分の日で、昼と夜に長さが同じで、これから日に日に昼間が長くなっていき、次第に暖かくなりますね。 さて、サラリーマン時代は、通勤の帰りの電車の中で読書をしていたものの、リタイアしてからは電車に乗る機会が無くなり、読書時間が大幅に減りました。 それでも、たまに電車に乗る際には読書をするように心がけてはいます。 さて、池井戸潤と言えば、「半沢直樹」や「下町ロケット」などなど、数々の名作を書いている人気作家です。 その池井戸潤が書いた小説を、所沢に出かけた際にブックオフで見つけて、購入したのが、この本です。 ![]() そのストーリー(以下、一部ネタバレになります)ですが、白水銀行という名の大手銀行では、経営不振に陥った大手スーパーである一風堂の追加融資に応じるかどうかとなっています。 白水銀行の担当者である坂東は、融資を断る方向ですが、行内からの圧力があって、悩ましいところです。 一風堂への融資を実施すれば白水銀行は多額の不良債権を抱えることになりかねず、そうなると白水銀行そのものの存続も危ぶまれることになります。 そんななか一風堂で爆破事件があり、警察は犯人を追いかけますが、なかなか捕まりません。 そうこうしているうちに再び爆破事件が起こり、一風堂に恨みを持つ青年が容疑者とされます。 ところが、容疑者とされた青年は真犯人ではなく、意外な人物が犯人でしたが、ここでは犯人は明らかにしないこととします。 銀行内の権力争いや、スーパー内での出世争い、警察機構における捜査の進展などなど、リアリティある展開は、さすがに池井戸潤の小説ならではの面白さがあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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