サッカー男子日本代表、サウジアラビアと引き分け
先週のバーレーンとの試合に勝って、来年のワールドカップ出場権を獲得した日本代表ですが、25日の火曜日にはサウジアラビアと対戦しました。ワールドカップの出場権を獲得して安堵した部分もあったのでしょうが、サウジとの試合にも勝って欲しかったですね。この試合は、先週のバーレーンとの試合から先発選手を6人入れ替えましたが、そのうちの一人であるフォワードの前田選手の惜しいシュートがありました。しかしながら、得点を挙げることはできず、結局、0-0での引き分けに終わりました。試合のほうは、圧倒的に日本がボールを支配していましたが、サウジは守備に重点を置き、堅い守りを敷いて、日本の攻撃をしのぎました。まだ、ワールドカップの出場権を得る可能性が残っているサウジなので、この日本との試合は負けないこと、つまり引き分けにすることを目論んでいたように感じました。ワールドカップの出場権を争うようなサッカーの試合は、試合に勝つと勝ち点3,引き分けると勝ち点1、が与えられ、勝ち点の多寡で争われます。最終予選のグループCで、日本、豪州に次いで3位につけているサウジとしては、どうしても勝ち点が欲しい試合だったと思われ、思惑通りに勝ち点を得たものと思われます。そういう意味では、日本としてはサウジにしてやられたということになってしまい、残念でした。なお、すでにワールドカップの出場権を得たとはいえ、アジア最終予選では、日本はあと2試合残しており、連勝して有終の美を飾って欲しいものです。