大相撲夏場所展望・・・
大相撲の本場所は年に6場所、1月、3月、5月、7月、9月、11月に、東京と地方、すなわち、東京 大阪 東京 名古屋、東京、福岡の順で開催されます。今月の5月は東京で開催される夏場所ということになっています。5月で夏場所というのは、ちょっと違和感もありますが、暦の上では夏になっているから良いんでしょうね。さて、先場所の春場所では、大関の大の里が、優勝決定戦で大関経験者の高安に勝って、12勝3敗で優勝しました。なお、大関から横綱に昇進するには、2場所連続優勝若しくは準ずる成績とされているので、この夏場所で優勝すれば、大の里は横綱になることができます。ちなみに、現在の横綱は先場所の春場所が新横綱の場所だった豊昇龍ひとりだけですので、大の里は仮に優勝できなくても準優勝でも横綱に昇進する可能性はあります。ということで、優勝争いには、大の里に期待がかかりますし、先場所の新横綱の場所で途中休場してしまった横綱の豊昇龍も巻き返してくると思います。また、先場所、8勝7敗とかろうじて勝ち越した大関の琴桜にも奮起して欲しいと思います。なお、ここ数場所、関脇の地位を維持している大栄翔、元大関で関脇に戻ってきた霧島にも優勝争いに絡んで欲しいと思っています。さらに、以前は大関候補と言われた若隆景、その兄の若元春の活躍にも期待しています。ちなみに、人気の宇良ですが、先場所は7勝8敗と惜しくも負け越してしまいましたが、番付の地位は先場所と同じ東前頭5枚目のままとなっています。負け越しても番付の地位が下がらなかったのはラッキーですし、この夏場所でも活躍して土俵を盛り上げて欲しいものです。