「図解 戦国史」を読んで・・・
高校生のころから日本史が大好きで、大学入試も日本史の点数が良かった(?)から合格したのではないかと思っています。日本史の中でも好きな時代は戦国時代で、戦国時代における小説などはよく読みますし、ノンフィクションの解説本も好みです。そんななか、自宅の本を整理していたカミサンから「この本、捨てても良いの?」と言われて差し出されたのが、この本です。ヒロくんとしては、うっかりしていて、購入していたことを失念していたもので、慌てて手に取り読むことにしました。小説でも解説本でもないのですが、しいて言えば学校の授業で役立つ参考書のようなものでしょうか。A4サイズの大判なものとなっており、応仁の乱から始まり、群雄割拠の時代、信長の活躍、秀吉の天下統一、関ヶ原の役、大阪夏の陣までの戦国の世の歴史が網羅されています。全ページカラー印刷となっていて、分かりやすく読みやすくなっています。本の構成としては、第1章から第6章までとなっていて、室町幕府の崩壊、戦国大名の出現、織田信長の台頭、織田勢力の拡大、豊臣秀吉の時代、徳川幕府の成立、です。記載されている内容はおおむね以前から了解しているものがほとんどでしたが、織田信長よりもちょっと早く京都を制圧した三好長慶については、あらためて認識しました。そのほかにも武田信玄の重臣たちである武田二十四将の全員の氏名が記載されていたのも良かったです。