カテゴリ:沖縄
沖縄はこれからハブのシーズン。ハブ料理の話を1つ。台風で川が増水すると、川沿いの草むらに棲んでいるハブが鎌首を上げて流されていきます。村人は、竹ざおの先につけた針金のわっかで引っ掛けて生け捕りにし、血清の原料として売ります。誤って窒息死したハブは、食料になります。その1、頭や毒袋など、危険部位を除いたホース状の胴体を、焚き火を起こし、焼いて食べます。その2、同じく危険部位を除いた胴体を5センチ程度にぶつ切りにし、味噌と薬草を入れて煮込みます。食べて暫くすると体中がカッと熱くなり、若者なら鬣を立てて走りだし、高齢者なら杖や車椅子を離れて歩きだすといわれるほど元気になります。このハブ料理、沖縄では姿を消しましたが、奄美では観光の目玉になろうとしています。ちなみに、沖縄で消えた理由は、不老長寿の滋養強壮剤として加工品が高く売れるから、食料に回ってこないだけ。次の休みは奄美にいこうと考えています。
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最終更新日
2012年04月15日 04時27分07秒
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