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テーマ:今日の出来事(292846)
カテゴリ:家族のこと
めったに買い物をしない夫が
めずらしく仕事帰りにバナナを買ってきました。 夫はバナナが大好物です。 バナナをおいしそうに食べてる姿を見て 「お父さん、チンパンジーみたい~」 と子どもにからかわれていますが・・・ 夫が子どものころ、バナナはまだ高価で、めったに口にすることはできなかったそうです。 以下、夫から聞いたバナナにまつわる話です。 小学校の修学旅行の時のこと 同級生の一人が列車の中でバッグからバナナを取り出しました。 他に誰も持ってきた子はおらず 同級生みんなが羨望のまなざしで彼を見つめていました。 気のやさしい彼は食べることができず、そのまま、またバッグにしまいこみました。 夫はバナナのことが気になって仕方なく、2日間ずっと彼と行動を共にしていたそうです。 そして修学旅行が終わり、家に帰る途中 傷んで黒くなったバナナを二人で分け合って食べたそうです。 その時の甘いバナナの味が今でも忘れらないとか・・・ 私たちが子供のころは高度経済成長期の真っただ中。 目まぐるしく世の中が変わっていきました。 そして生活のレベルもどんどん向上していった時代。 夫と私は年の差6才ですが、子供のころの生活はかなり違います。 わたしの小学生の頃はバナナは普通に食べていましたからねぇ・・・ そしてわたしが物心ついたときはどこの家にもテレビはありましたが、 夫のころはまだ各家庭にはなく、夕食後近所の子どもたちは連れだって テレビのあるお宅へ見に行ったそうです。 スイッチを入れると歓声が上がり、みんな手をたたいたとか・・・ ALWAYS三丁目の夕日 の映画をご存じですか。 まさにその時代に育った夫は笑える話をいっぱい持ってます。 それがわたしにはうらやましく思えるのです。 夫からは「バカにすんな~」と怒られそうですが・・・ また折をみて紹介しますね。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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