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息子3人の自立が夢!の子育て日記

息子3人の自立が夢!の子育て日記

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2007/06/05
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テーマ:闘病日記(4014)
カテゴリ:ハハのこと
今日の午後、4時頃からの手術らしいです。

らしい、というのは午前中診察の数次第で、
もっと遅くなったり早くなったり、するとのこと。

股関節の名医で週1度しかこの病院に来ないため、
午前中は外来の患者さんが押し掛けるんですね。

午後の手術も1日2件、すごくパワフルな先生です。

今朝は朝から絶食、お水も飲めません、ひ~。
こうしている間にも左手には点滴が刺さっています。

お、同室の方には今お昼が届きました@いいなあ

でもこんな風にネットがつなげるおかげで、
最高の暇つぶしに、いや、気を紛らわせることができます。

いい時代になりましたね~いや、本当に。

一緒に入院した方が同室の向かいのベッドなのですが、
この病にしては珍しく、同年代のママさんでラッキーでした。
そして今日一緒に手術を受けることになります。

何と5人の子のお母さん!それだけで話は盛り上がります。
しかもそのうち4人が男の子、嬉しいなあ♪

昨晩は「最後だからね」と夕食後デザートを持って、
お茶飲み場でぺちゃくちゃおしゃべりをして過ごしました。

やっぱり同じ病の人とは、それだけで話が弾みます。
さらに子どもの話やこれからのリハビリの話、盛り上がりました。

とっても笑顔の優しい素敵なお母さん、
この方と一緒なら、長い入院生活も励まし合って楽しめそうです。

さて…、問題はハハのいないぐりぐら一家。
ううっ、どうなっているやら。これからパパに事情聴取しますね。

もうまな板の上の鯉の一歩前、ですが、
一応全身麻酔でもあり、醒めないこともないとはいえないので、
「エンディングノート」も書いておきましたよ。

ここでも、手術を前にした思いを残しておきましょう。

【パパへ】

仕事を休んでまで、私に手術を受けさせてくれてありがとう。
手のかかる3人の子どもたち、
一手に引き受けると決めるには、勇気がいったでしょうに。

異動してまだ2ヶ月、仕事場でも肩身が狭くなるのに、
最初はとてもとても、現実のこととは考えられなかった。

「良くなるための手術なんだから、今受けたほうがいい」
とパパが言ってくれなかったら、私は決められなかったよ。

「長い目で見たら、今手術受けることがベストな選択だから」
「君の足を治すことが、家族のためにもなるんだから」

そう言ってくれる旦那さんを持って、私は本当に幸せ者。
感謝の気持ちは、いくら伝えても伝え切れません。

抱っこで足が痛むと、すぐ子どもを取り上げてくれたっけね。
丈夫なママだったら、パパももっと楽できたはずなのにね。

3人目が欲しいって、ただの私のわがままだったのに、
もしかしたらそれで、足の悪化を進めてしまったかもしれないのに、
「ママは命がけで君を生んでくれたんだよ」ってあっちに言ってたね。
後ろ向きな言葉は何一つ言わないでくれて、救われました。

入院するための断乳でも、迷惑をかけたのにね。
睡眠不足と闘いながら、よく抱っこし続けてくれました。
きっとあっちは、あっちだけはパパっこになること間違いなしよ。

リハビリで入院の間も迷惑をかけ続けるけど、
必ず元気になって、丈夫になって帰るからね。
子どもたちを育て上げるまで、まだまだ頑張ります。

そして、子どもたちの手が離れたら、
二人であちこち旅行に行こうね。丈夫になった足でね。

留守の間、本当に子どもたちをよろしくお願いします。
一日も早く帰って、パパと手をつないで歩きたいよ。

本当にありがとう。パパは私の命の恩人です。

【ぐり君へ】

ママの入院のこと、知った時は泣いちゃったけど、
しっかり受け止めて、わかってくれたのはぐり君だけでした。

まだ小学生になったばっかりなのに、
やっと生活に慣れて、リズムができたところなのに、
大好きなママに会えなくなって、がっくりだよね。

でも、ママは小学校でのぐり君の楽しそうな顔や、
学童での生き生きとした顔を見て、安心しました。

君なら大丈夫、きっとこのピンチを乗り越えてくれる。
そう信じています。

泣きたい時はいっぱい泣いていいからね。
寂しくなったら、いつでも会いに来ていいからね。

我慢しないで、ちゃんとパパに気持ちを伝えてね。

そしてママの足が治ったら、いっぱい歩こう!
かけっこも、今度こそ全力で競争しよう。
ポケモンセンター横浜にも行こうね。
ぐりの運動会にも、ママは参加して走るからね。

そんな当たり前のことができない足だったの。
だから、直してもらうからね。安心して待っててね。

この経験が、君をまた成長させることを信じて。
ぐり君、ありがとう。いい子に育ってくれてありがとうね。

【ぐら君へ】

ママの「びよいん」から新幹線が見えるからって、
楽しみにしていたのに、この前は見えなくてがっかりだったね。

また毎週、週末にはママに会いにおいでね。
今度はきっと、新幹線が見えるからね。

それまでは、保育園でいっぱい遊んで、
先生にいっぱい甘えて、ごはんもおやつもいっぱい食べてね。

3人の中で唯一やせっぽち君なんだから、
頑張って食べないと、あっち君に抜かされちゃうぞ。

ぐらが「ママに会いたい」と泣いている時は、
ママも「ぐら君に会いたい」と泣いている時です。

もうちょっとの辛抱、
元気になったら「でずにーらんど」にも一緒に行こうね。

ぐら君の保育園の運動会にも出るからね。
それまでもうちょっと、元気に待っていてね。

可愛い盛りの君は、誰からも可愛がってもらえます。
しばらくはおばあちゃんの子になって、うんと甘えてね。

【あっち君へ】

まだ一才になったばかりだったのに、
大好きなおっぱいをとりあげちゃってごめんね。

これは本当に、ママの都合でした。謝ります。
やめてみて分かったけど、本当に君はおっぱい大好きでした。

こんなに飲んでいたんだな~と、
止めるのに苦労して初めて実感しました。

まだまだ「飲んで~」と作ってしまうおっぱいを、
止めるのは本当に切なかったし、私もつらかった。

でも何より、大好きなおっぱいをとりあげられて、
君が泣き叫ぶ姿をみるのがつらかったです。

まだ何もわからないようで、
何かを感じているのかなあ。一才のあっち君でも。

あなたを生んで1年は、本当に大変な1年でした。
あっという間に10キロになってしまった君は、
ママの軟弱な足腰にはこたえました。

でもそれで、今思い切って手術を受けるんだ!
というきっかけをくれたのかな、と今は思えます。

時期を延ばすと、もっと困ったことになるからです。
きっと君が、身をもって教えてくれたんだね。

「今、直さないと大変だよ。早くしたほうがいいよ。」ってね。

足がどうなってもいいから、
今、あっち君から離れるなんて絶対できないと思った。

でも、私が一日も早く「痛い」と言わなくなることが、
それこそが何より家族のためにもなるんだよね。

あっちだって、いっぱい抱っこしてもらいたいのに、
ママが本当は足の痛みを我慢している、なんていやよね。

だから直すことにした。直ったらいっぱい抱っこできるよ。
おんぶもできるよ。抱っこして歩くこともできるからね。

君の子育てはまだまだ先が長いのだ。
元気になって帰ってきてから、また新たなスタートだね。

きっと何も覚えていないだろうあっち君、
ママの代わりにパパにうんと甘えて、待っていてください。

【みんなへ】

ママを入院させてくれて、手術を受けさせてくれてありがとう。
自分の治療に専念できること、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ママがいないことは、とっても大きなピンチかもしれないけど、
ピンチはチャンス、きっといいことも見つかるはずです。

家族みんなが揃って食べるご飯のおいしいことや、
何にもしなくても、家族みんながいることにありがたさ。

パパがどんなに子どもたちを大事に思っているか、
パパ、ママ以外にも子どもたちを思ってくれる大人が、
どんなにたくさんいるか、ということ。

普段気づかないことも、今なら分かると思います。
もちろん、私も家族と離れて痛感しています。

一日一日を大事に、精一杯生きようね。
いつも「ありがとう」の気持ちを忘れないでね。
そして早く家族そろって、美味しいご飯を食べようね。

言い残したい(?)ことはまだまだあるけど、
そろそろ、向かいの人の手術準備が始まってそわそわです。

次、更新できる時まで治療に専念します。
それでは、行って参ります!





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Last updated  2007/06/05 01:04:37 PM
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