灯油価格の高騰に思う。

オール電化の我が家では灯油は使いませんが、車は手放せないのでやはり原油高騰の煽りを受けます。 このところの寒さで、灯油の高さというのは気になるところでしょうが・・・。 我々の生活には思った以上に原油というのは絡んでくるんですよね。 ｢石油｣が絡まないものを見つけるほうが難しいでしょう。 ティッシュなんかもそうですが、台所洗剤、シャンプー・リンス、などの合成洗剤（洗剤に含まれる界面活性剤に石油が使われます）。 化粧品でも、肌トラブルやアレルギーを起こす原因は石油から作られたものが大半だからでしょう。 我々が着るものに関しても、天然素材以外の繊維(ポリエステル・アクリル・レーヨン・フリース素材などの化学繊維）など、石油製品の恩恵はすごいですね～～～。 絡んでないものは食べるものくらい・・・とお思いでしょうか。 でも、今食べている野菜・果物は、スーパーで買えるものはほぼ温室で栽培されたもの。 温室にするために、やはり灯油が必要なわけです。 しかも、このところの寒波の影響で、通常よりも多く灯油が必要ですし、加えて灯油の高騰ですから、野菜の価格が高いのには輸送コストだけじゃなく、生産コストも上がっているというわけです。 原油価格の物価指数を見たところで、原油価格の高騰が及ぼす影響というのは、はっきりいってまるで分からないのですが、野菜の物価指数の方が身近なので分かりやすいのですよね（笑） いや、笑い事じゃなく、結構深刻ですよ。