豊葦原の瑞穂の国。
・・と言うのは何のことかご存知ですか??古事記とか日本書紀に記された、つまり、稲穂が豊かに実ってる様子の日本のことです。私が住んでいる地域でも、だんだん稲刈りをするところが増えてきて、黄金色の穂がそよそよと風にゆれる光景を目にすることが少なくなりました。本来、米というのは「外来種」なのです。小学校で習った日本の歴史をよ~~~く思い出してみてください。古来、大陸より伝わり、以来長く日本人に愛され現代に至ります。もっとも、庶民の口にお米が「普通」に食べられるようになったのは、ごく最近のことですけどね。お米あっての日本人の食文化。お米が食べられなくなったら、他のもので代用すればいい。確かに、飽食の日本ですから、主食はパンだって麺類だって、なんだってアリですよね。しかも、今はお米も輸入できる時代ですから。でも、遺伝子組み換えの大豆がどうの、といわれるみそ・しょうゆなどの調味料。これだって、米から作る麹菌が必要です。日本酒だって、お米が必要。やっぱり、日本人にとって「お米」は切っても切り離せないものなんですね。それに、日本の陶芸。これはやっぱり、米あってのもの。小さな子供がいる我が家では、いい食器なんか使えないけれど、同じ料理でも器によって、より美味しく見えたりもしますよね。長く粘土状に堆積された田んぼの土は陶芸にも使われるそうです。・・と、分かったようなことをつらつら書きましたが・・・。古事記とか日本書紀とか、べつに研究しているわけじゃないので細かく突っ込まれると非常に困るのですけども(汗)しかも、陶芸の最後の部分、美味しんぼからの受け売りですし(爆)本来咲かない桜が咲いたり、プラムや梨の花が咲いたり。いつか、この黄金色の光景が見られなくなるような気がしてなりません。