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テーマ:F1ニュース・レース(2364)
カテゴリ:F-1・Moter Sports
ヨーロッパGP決勝。
ファイナルラップにあんなドラマが待っているとは! B.A.R Hondaが3戦ぶりに還ってきたF-1グランプリ。 ニュルブルクリンク・サーキットで開催されました。 スタートからフィジケラがスタートできず、 フォーメーションラップをやり直し、1周減算となっての再スタート。 1コーナーでウェーバーのブレーキングが遅れ、 アウトから並びかけたモントーヤに追突し、波乱の幕開け。 その混乱の中、16番グリッドからスタートした佐藤琢磨は 1次的に9番あたりを走行するも、ノーズにダメージを受け いきなりのピットイン、最後尾から追いかけるレースとなり、 オープニングラップで8位を走っていたバトンも 多めの燃料を積載していたとはいえ、次々とオーバーテイクされ、 ピットインを遅らせるメリットのない展開。 B.A.R Hondaはいいとこなしと言った感じでした。 ライコネンは2番グリッドのオフラインからのスタートでしたが、 2周行われたフォーメーションラップが功を奏したのか、 スタートが決まり、燃料多めにも関わらずトップを快走。 終盤、タイヤにフラットスポットができてしまい、 コーナーリングでタイヤスモークをあげるシーンが 何度も見られましたが、2位のアロンソはかなり後方。 ペースを落として大事に行っても優勝はまず間違いないものに見えました。 ところが残り10周あたりからは 車載カメラでハッキリわかるほどフロントタイヤが大きく振動し、 タイヤにできたフラットスポットが相当なモノであることが見て取れました。 ペースはダウンし、後方からは1周2秒近くタイムを縮めるペースでアロンソが迫ってきます。 しかし、レースもあと2周からファイナルラップへ。 後方にに迫るとは言え、アロンソはまだ背後までは来ていません。 エキサイティングなファイナルラップになりそうだ。と思った瞬間! ライコネンのフロント・サスペンション・アームが折れてしまい、タイヤが外れ、 マシンはコントロールを失い回転しながらサンドトラップへ…。 目の前を走っていたバトンすれすれのコースアウトでした。 思わず「あ~っ!!!」と叫んでしまいました。 ライコネンはあと1周というところでリタイヤ。 アロンソが今季4勝目をあげたのでした。 ここでライコネンとアロンソが3勝ずつで並ぶという結果だと これからのチャンピオン争いがますます白熱したのに!とちょっぴり残念でした。 アロンソがプラス10でライコネンが0というのは、 ライコネンにとって厳しい結果ですね。 一応、最終順位です。 01位 F.アロンソ ルノー 59周 02位 N.ハイドフェルド ウィリアムズBMW 59周 03位 R.バリチェロ フェラーリ 59周 04位 D.クルサード レッドブル 59周 05位 M.シューマッハ フェラーリ 59周 06位 G.フィジケラ ルノー 59周 07位 J-P.モントーヤ マクラーレン・メルセデス 59周 08位 J.トゥルーリ トヨタ 59周 09位 V.リウッツィ レッドブル 59周 10位 J.バトン B.A.R Honda 59周 11位 K.ライコネン マクラーレン・メルセデス 58周 12位 佐藤琢磨 B.A.R Honda 58周 13位 J.ビルヌーブ ザウバー 58周 14位 F.マッサ ザウバー 58周 15位 T.モンテイロ ジョーダン 58周 16位 N.カーティケヤン ジョーダン 58周 17位 C.アルバース ミナルディ 57周 18位 P.フリ-ザッハー ミナルディ 56周 R.シューマッハ トヨタ 33周 M.ウェーバー ウィリアムズBMW 琢磨は次のレース、予選を初めに走らなくてすみます。 ここからはカナダGP、そして昨年3位表彰台にあがったアメリカGPと続きます。 期待しましょう!でも今季のマシンではあまり期待できないのでしょうか…?。 でもやっぱり期待します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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