『新・門外漢にて御免蒙る！』

文科相が「ロシアの選手がこけた時には喜んだ」と静香ちゃんに述べた問題。
文句を付けようと思ったら、文科省のHPに陳謝記事が載っていましたね。
まぁ許してやるか（本音だろうけど）





これはMr.マリックの手品ですか？
ほんと摩邪のハァ～が聞こえてきそうですよ。

あの偽装頭の姉歯建築士が設計した新宿のマンション。
強度不足で大きな地震が来たら倒れちゃいますよといわれたマンションが、新しい構造計算法で計算したところ「安全」と判定されちゃいました。

この計算法も建築基準法に基づく正規の計算法らしく、これでＯＫがでれば以前は補強工事が必要と判断された物件も建築主は改修しないで済むというんです。

もうほんとおかしな話ですよねぇ。で、計算法も４種類あるらしく、すべて認められてるんですよ。
まぁ内容的には変形の度合いをどれだけ考慮するかとの違いなんですがね。

極端に言えば地震が来てマンションが変形はしても倒れなければ安全と判断するという計算法です。
で、こうなると公的支援に影響が出るわけです。
前は強度不足と判定されててもこの計算法で安全なら支援しなくてすむんですよ。

もう収拾がつかなくなりますよ。
すでに買い換えたり、賃貸に住み替えたり皆してるんですよ。
住民のことを本気で考えてるんですか？

倒れなければ安全？
地震でひし形の形になったとしても住めということですか。

逃げ道みたいな計算法を持ち出して住民を説得させようとする動きが広がり、またこれからこの合法的手抜き建造物が増えるかもしれないと思うと腹が立つよ。

人間てのはどこまでずる賢い生き物なんだろうねぇ。

許容応力度計算、限界耐力計算、エネルギー法、時刻歴応答解析、なんて言われても建築基準法には門外漢ですから
では、御免蒙る！

まさか、その計算法自体が偽装じゃないだろうね。