カテゴリ:暮らしの中で
昨日は姫路へ出稼ぎ行きました。
が、あまりにも暇だし天気も良かったので、仕事もせずに白鷺城の桜見物していました。 こんな根性じゃぁ間もなく倒産かもね。 岐阜県にある「養老の滝」のいわれ話は皆さんご存知だろう。 昔、美濃の国に年老いた父を養っているきこりがいた。毎日山に登り、懸命に薪を取って売ってはいたもののその日の暮らしに追われて、老父の好む酒を十分に買えずにいた。そんなある日、この滝からお酒が湧き出ているのを見つけた。そこで腰に下げていたひょうたんに入れて家に持ち帰り老父に飲ませたところ、白い髪も黒くなり、顔のしわもなくなって、すっかり若返った。この話を聞いた元正天皇は、ご自身もこの酒を飲まれて、若返ったそうだ。そして若返りを祝って年号を養老と改められた。 というものだ。省略部分が多いので判りにくいが親孝行話としても有名である。 年老いた父親に何とかして好きな酒を飲ませてやりたいと言う心に神様が感じて酒の湧き出る滝を作ったというわけである。 さて、ここに似て非なる話しがある。 奈良県に住む親子、父34歳、母27歳、子供が小学5年を頭にして6人いる。 どういうわけか夫婦して無職。当然食べるものにも困ってくる。 そこで父親が子供に言う 『酒とつまみを取って来い』 母親も重ねてこう言う 『夕飯のおかずを盗んで来い』 つまり子供に万引きをしてこいと命令したわけである。 6人の子供のうち小学生の3人が2キロ離れたスーパーに行き、焼酎・チーズ・バターを万引きして捕まった。 そして子供にそんなことを指示したとして7日に親が逮捕された。 父親いわく、 「そんなことは言ってない。子供が親のためにやったんだろう」 母親いわく、 「お金が無かった。自分がばれたことがあるので子供ならつかまらないと思った。前にもやったことがある」 もうね、読んでいて腹が立ちましたよ。 こいつら親ですか。 自分たちが仕事が無いからといって、子供に泥棒をしてこいとどうやったら言えるんですか。 ましてや子供たちは小学生とまだその下の年齢。 親が子供の犠牲になる必要は言いますが、最低でも成人するまではきっちり育てるのが親の義務ですよ。 父親の言い分なんか聞いてると、自分だけは罪を逃れようとしている魂胆が見え見えだ。 両方とも無職? たしかに就職難のご時世だ。50代60代なら難しいだろう だが34歳と27歳。贅沢さえ言わなければ仕事がないわけがない。 親としての責任を放棄したうえに、自分たちの腹を満たすために子供に万引きをすすめる。 もう子供たちが可哀想でならない。逆らうことも出来ずに親の言いなり。 結構慣れた万引き行動だったと聞く、一度や二度じゃないのかもしれない。 子供たちが何の罪悪感も無く平然と行っていたとしたら、なんと罪作りな親たちだろうか。 この際、どうですか。世の中、資格時代だ。 親になるのも免許制にでもしたら。 普通の親として普通に子供を育てられたら免許OKだ。 免許が無ければ子供を作れないくらいにしてしまったら。 少子化がますます進んでダメでしょうがね。 で、この親が逮捕された7日は三女の入学式の日だったとか。 やりきれないよなぁ。 まぁオイラも父親としては資格無しかもしれないから偉そうなことは言えないけど。 では、御免蒙る! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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