カテゴリ:ちょっと言わせて
日本vsブラジルは22日28時からって表現。 どうも気に入りません。現地では22日だから? サディスティックな判決に思えて仕方が無い。 昨日、最高裁で行われた「山口県光市母子殺害事件」の判決ですよ。 人の生死にかかわる日記は止めてるのですが、この件に関しては4月23日の日記に取り上げさせていただき、納得のいく結審を願いたいと締めていたので続報ということで書かせてもらう。 詳しくは日記を読んでもらえれば判ると思うが、事件というのは7年前の4月、光市のアパートで、本村洋さんの妻、弥生さんが首を絞められて殺害、その後その体を陵辱され、長女の夕夏ちゃん(当時生後11カ月)も床にたたきつけられた上、ひもで絞殺されるという残酷極まりないものです。 1審・山口地裁は「殺害に計画性がなく、更生の可能性もある」と、死刑判決を避けて無期懲役とし、2審もこれを支持した。このため、検察側が「死刑が相当」と上告していたものです。 で、昨日の最高裁の結審は2審・広島高裁の無期懲役判決を破棄、「さらに慎重な審理」を求めて、高裁に差し戻した。 「元少年の責任は誠に重大で、特に酌むべき事情が無い限り死刑を選択するほか無い」と指摘されています。 まぁ簡単に言うと、無期懲役なんてダメですよ死刑がふさわしいんじゃないですか、もう一度審理しなさいよというわけです。 そこまで言うならなぜ最高裁で死刑の判決をだしてやらなかったんだ。 「死刑回避は不当」といいながら、差し戻す必要なんてどこにあるんだ。 オイラがサディスティックな判決だと思うのはここですよ。 差し戻せば、また結審までに何年もかかるかもしれません。 被害者の夫である本村さんが7年間戦い続けてきたにもかかわらず、さらに苦悶と戦いの日々を追加されるわけだ。 加害者の元少年も高確率で死刑にされるとの思いで拘置生活を続けなければいけない。 まぁ、加害者にはいくら反省の念をもっても逃れられない死刑というものの恐ろしさを実感させる必要もあるのだろうが。 裁判に関しては門外漢だからよくわかりませんよ。 でも、本村さんは現在30歳、オイラとしてはスパッと区切りをつけて、新しい人生を歩まさせてあげたかったのだが。 では、御免蒙る! 裁判長はこれで退官だから最後のお勤めで死刑宣告は避けたかったのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ちょっと言わせて] カテゴリの最新記事
|
|