『新・門外漢にて御免蒙る!』

2008/01/17(木)21:23

冷たいと思われても

暮らしの中で(61)

阪神大震災から今日でちょうど丸13年経ったらしい。 イヤ、間違いなく今日なのだが「らしい」と書いたのは忘れてしまいたいからだ。 当時は神戸に住んでいた。 震度7をまともに食らった。 亡くした身内もいるし、友人もいる。 仕事も無くしたし、愛で結ばれていたはずの絆も無くした。 作らなくてもいい借金だけは手に入れた。 地震から13年ということは、オイラが生きるために大阪に出てきて約13年ということだ。 この日が近づくと一週間ほど前からテレビや新聞で特集を組む。 大抵は被災者がいかに頑張って生きているかとか、亡くなった人の思いを抱いて暮らしているかとかだ。 大嫌いだ。 イヤな思い出が蘇るようなものは見たくない。 大地震が起きたときの教訓は残しておいても、それ以外はおいらの心の中では風化して欲しい。 もう歴史の一ページでもかまわないのだ。 ダメなのですか、こういった考え方は。 まぁ、そんなことを言いながら、今朝はなぜか5時半に目が覚めて、テレビ中継にあわせて黙祷をささげていた二重人格のオイラが存在するけどね。 では、御免蒙る! 6434の御霊に合掌。

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