2008/07/12(土)14:49
煙に巻く話
また更新が一ヵ月以上途絶えてました。
小学生がネットで殺人予告をする今日この頃、皆様ご無事でお過ごしでしょうか。
・・・・・・・
禁煙を決意したのが地震が起こる前の年だったから、もうかれこれ15年ほどになるでしょうか。
行きつけのスナックのトイレに、明日から禁煙しますと署名入りの落書きをしてマスターに怒られたのを記憶しています。
もう吸うこともないと思うので、タバコ1箱1000円論も別段気にはならないのだが、タスポのCMだけはどうも引っかかるんだよね。
タスポ(taspo)。いわゆる自動販売機でタバコを買うための「成人識別ICカード」のことだ。
未成年者喫煙防止の取り組みで、全国のタバコ自動販売機では今月からタスポが無いと買えないようになった。
このタスポの普及CMが流れているわけだが、キャッチフレーズが気に入らない。
「未成年者には買わせない」
何か、悪がきが弱いもの苛めをしているような口調に感じるのはオイラだけだろうか。
お前ら本当はタバコが吸いたいんだろう、でも売ってやらないよ。と言ってるように聞こえてくるんですよ。
タバコは健康を害するものだから、体が出来上がっていない未成年の方は吸っちゃダメですよ。
だから成人であることを確認して売ってます。
と、言うふうには捉えられない(オイラの偏見?)
だって中途半端なんだもの。
譲渡・貸与は禁止されてますってあったって、いくらでも貸し借りして買ってるのを見てるし・・・
何のための顔写真入りなのかが判らない。
身分証明書代わりにでも使えるなら作る値打ちもあるけど、そうでもないらしい。
タスポを持っていない人はコンビにあたりで買うから、コンビニの売り上げは伸びたらしい。
で、コンビニでは成人か未成年か判断できかねる人が来たら身分証などで確認して売るようにとのことだが、そんなのもしているのを見たことが無い。
要するに未成年者を守るという建前の裏側でどこかの誰かが儲けるための制度だろうね。
自動販売機をタスポ対応にするためには一台あたり約7万円かかるらしい。
全国にあるタバコ販売機が40万台以上。
これだけでも300億円近く。
それにCM料や諸経費を入れると約900億円のお金が動くとのことだ。
完全に未成年者の喫煙が無くなるならいざしらず、抜け道だらけの制度に900億円なんて・・・
いずれタスポ強盗なんてのが発生するかもしれないねw。
まぁ元がタバコだけにオイラ達を煙に巻こうってことでしょう。
では、御免蒙る!
タバコ・アクセス・パスポートの三つを合わせてタスポって聞いたけど、略し方がおかしく感じるんだが。
タパスだとダメだったのかなぁ。パスタと間違うからw。