2012/05/13(日)17:20
母の日に
母親、もう随分長い間入院しています。
阪神大震災の前の年からですから今年で18年。
アルツハイマーもパーキンソン病もかなり重度になっていますので
「アー」「ウー」としか喋られませんし、ベッドに横たわったままです。
入院したてのころと比べると身体も半分くらいになったように感じます。
たぶん、自分が病気だということも、面会に行った私が息子だということも判っていないだろうと先生は言ってます。
ずっと、働きづくめでした。入院する一週間前まで働いていました。
父親が病弱で収入が少なかったため家計を助けるために働きだしたそうですが、本来仕事が好きなたちだったようで私が独立してからも辞めることはありませんでした。
もうそろそろ余生でも楽しもうかなと思っていたときに入院です。
それから一度も病院を出ることはありません。
今は和歌山の病院にお世話になっていますが、そこがおそらく終の棲家になるのでしょう。
ちょっと不便な所にあるので滅多に見舞いに行けていません。
申し訳なさで一杯です。
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↑ここまで、本日付の別ブログと同じ文面です。手抜きご容赦!
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「生きてるだけで丸儲け」ってことをある芸人さんが言っていましたが
母親の場合はどうなんでしょうか。
働くだけ働いて病気になって、薬によって生かされている状態に意味があるのかはなはだ疑問です。
少しでも長生きしますようにと祈っていますが、そう祈ることは親孝行なのか親不幸なのか微妙な心境です。