修羅場-川崎フロンターレの戦略-
Jリーグの首位決戦、川崎フロンターレ対ガンバ大阪戦は、なんと川崎フロンターレが勝ってしまった。前回、「修羅場」という盛り上げ方を悪く書いてしまったが、「修羅場1から3」の戦績は2勝1敗。3連敗するのではないかと思われていただけに、この「修羅場」シリーズは成功だったのかもしれない。観客もレッズよりも入っていたし。また、これは川崎の巧妙な作戦でもあるらしい。これまでも苦手なオレンジ色のチームとの連戦(大宮・新潟・清水戦)を「オレンジデイズ」とネーミングしたり、鹿島戦を「K点超え」とやってきたようで、着々と地元にファンが根付いてきているようだ。わざとゆるいネーミングをやっているようだ。なかなかすごい。等々力競技場では、なぜかガンダムプラモデルのイベントをやっていた。選手がそれぞれお気に入りのガンダムプラモを示してそれに対してファンが投票していた。また、農産物ということで、米も売れまくっていた。それがどうして、ファン獲得につながるのか理解できない・・・。でもけっこう盛況だったのだ。いつか失速するはずという予想を裏切り、首位を保っている戦績だけでなく川崎フロンターレおそるべし。