浦和レッズを語る あらいぐま珈琲3号店 -

2007/07/29(日)01:21

オシム監督の采配

サッカー 浦和レッズ(368)

アジアカップ3位決定戦。韓国にPK戦の末敗れて、アジアカップの次回シード権を失った。試合前にこの試合は今まで以上に絶対に負けられないと書いたが負けてしまった。 韓国は一人退場してボールを日本がずっと支配していたが1点をとることができなかった。オーストラリア戦とまったく同じだ。 「どうせ延長後半残り5分で矢野だろう」と思っていたらそのとおりだったし、羽生はやはりシュートを決められないし佐藤も空回りだった。遠藤も駒野も加地も俊輔も、オシム監督の言うとおりに疲れていてキレがなかった。剣豪は問題外。 啓太は素晴らしかった。相手の攻撃の危険な部分に必ず顔を出して防いでいたばかりか、誰も走らなくなった後半になっても相手のサイドに走りこんで一人気をはいていた。 PK戦の時ロッカールームに逃げ込んでいたオシム監督は 「サッカーの試合は人生のように勝つこともあれば負けることもある・・・」と試合後に語った途端、カメラは切り替わってしまった。たぶん、日本で暴動が起きると判断したのだろう。テレビ朝日なかなかいい仕事をする。 ただ脱力感のみ。 やはり日韓戦は日本人にとって特別なのだろう。オシム監督が好きな人は日本の方がいいサッカーをしていたというのだろうが、韓国の方がいいサッカーをしていたと思ったのは私だろうか。そして、人数の少ない韓国の方が点が入りそうな気がした。 日本はどこに向かっているのだろう。 オシム監督で本当にいいのだろうか。 たしかに理論派で実績もあり「日本人の強みを生かしたサッカー」という理想は魅力的だし、方向性は合っていると思う。 ただ監督の仕事って何か考えると「オシム」でなくても。 何が不満かというとみんな感じていると思うが、 1 代表の選考方法(人選もそうだがチームを無視した合宿の日程等) 2 選手の起用方法(同じパターンの交代ばかり)   サブの人はベンチ要員なのか??特定の選手の酷使。 3 試合後の自己弁護&マスコミの先にいるサポをバカにしたコメント 4 「戦術」が見えない(基本パターンはあるが・・・) 5 選手のモチベーションのマネージメント 結局闘うのは選手なのだから、監督の役割とは選手の人選とチームのまとまりを作ること。そして代表の環境を整えることだ。選手の能力を上げるのも練習もチーム内で本来やることで、代表の中でやることではない。 そういうことを考えると、練習方法が独創的なのはあまり重要でなく、オシムの方針をひきついだ誰かでもいいのだと思う。 試合後のコメントはサッカーの知識がない変な質問をするマスコミが悪いからだという見方もできるが、実は日本人がバカにされているのだ。まじめに答える必要がないと。 「サッカー」がわかっていないのはオシムだ。 今回の結果を見るとそういいたくなる。 アジアカップを見ていた日本人の多くが、オシムが行った選手起用や選手交代に疑問をもち、どうしてああいうサッカーをするの?と疑問に思った。 「結果」はでなかった。 オシムよりも、日本人の多くの判断の方が正しかったともいえる(極論だが)。 言いたいのは、オシムは辞めるか、「結果」がでなかったことについて誠意をもって、サポーターに語るしかない。 それがなければ、日本代表の人気は上がることはないし、日本代表が強くならない。 アジアカップでサウジに負けたのはそうでもなかったが、韓国に対してあんな試合をしたことがショックだった。 何回も言うがこのままいったら「韓国」の方がワールドカップで結果を出すだろう。 結果を出すという大会で結果がでなかったのだ。 日本代表の目標はワールドカップ本大会に出場すること。そして決勝トーナメントで勝ち抜くことだ。それがあぶないとわかったのが今回の結果だ。これは協会は重く受け止めてほしい。 ブログランキング参加中 クリックをお願いします。 →人気blogランキングへ

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