2008/11/11(火)23:12
フィンケ監督のニュースなど浦和に明るい話題が増えてきた!
朝、ミ☆らんぶる☆☆彡さんの第一報で驚いた。
いきなり出てきた浦和レッズ次季監督の話。
浦和の来季監督に理論派フィンケ氏
ソースが前科のある日刊だけに、がっかりしないように期待半分で受け取るようにしているが、事実なら嬉しい!!
「浦和と提携関係にあるバイエルン・ミュンヘンから推薦された候補の1人で、すでにクラブ関係者が接触済み。同氏は若手育成に定評があり、徹底したパスサッカーを掲げる理論派。ゲルト・エンゲルス監督(51)の今季限りの解任が決定した後、同氏に対して正式にオファーする予定だ。」
浦和のフロントは監督を探す能力がないのかとか、これではバイエルン浦和レッズにした方がいいのではないかとかはもう言わない。
これはぜひ実現してほしい!!いい仕事だ!!
「藤口社長は来季監督のイメージとして「これはゲルト(エンゲルス監督)にもお願いしているが、選手を育成しながら勝つこと。難しいが、育てながら勝つという方針は来年も変わらない」と明言。バイエルンから推薦された候補の中から、そのイメージにもっとも近かったのが、フィンケ氏だった。」
ここまで書いているということは、実現の可否はこれからだが、ゲルト監督の今季限りと来季の監督候補の一人というのは規定路線と見ていいのではないか。
「パスサッカー」を重視し、「若手の育成」がうまいというのも、チームの方向性としてサポの希望に合っているのではないか。
さて、実はこのフィンケ氏、初めて聞く名前なのにどこかで印象に残っていると思ったら、ここに載っていた。
先日リハビリの一環で読んだ「Number」の記事にあったのだ。
祖母井秀隆(Hidetaka Ubagai) 現グルノーブルGM
「日本のクラブ経営には哲学が足りない」
(抜粋)
「・・・(問題が起こったときクラブの社長が)問題を正しい方向に導くには、確固とした哲学がが求められます。
監督も同じで、選ぶ基準はコーティング能力ではないです。練習や試合を見ればそれはすぐにわかる。それよりこの人は魅力がある。この人と一緒に仕事したいと思えるかどうか。
その意味では、オシムさんもメシャも、ズデンコさんもベングロシュさんも素晴らしかった。
世の中はどんどんエゴイスティックになっている。でも人はひとりでは生きられない。そんな社会の中で、サッカーは人間同士が繋がる場でもある。オシムさんやメシャはそう考える。そういう人であるからこそ、僕は彼らに自分のクラブに来てもらいました。
ちなみに次に僕が仕事をしたい人はもう決まっていて、フォルカー・フィンケという人です。フライブルクの監督を16年務め、オシムさんも高く評価していて、日本のサッカーを変えてくれる人だと僕は思っています。」
ぜひぜひ、祖母井さんとセットで浦和レッズに来てほしい。
さて、はっきりしたのは、藤口社長はバイエルンに指南を受けているということだ。
書こうと思っていたのだが、こうすべきだと思っていた。
自分にそれを行う能力がないときは、実現できる方法を考えて行うのがビジネスでは普通に行われていることだ。
その意味では素直に評価したい。
そして先日のブログに「モラス雅輝」のことを書いたが、もしバイエルンに指南されたとしたら、ただの「通訳兼話相手」のわけがなく、
「来季のACL出場権死守」
のために、バイエルンから送り込まれた人材と見て間違いない。
オーストリアという日本よりもサッカーの歴史のある国のサッカー協会の育成指導者を、「通訳兼話相手」のために連れてきたなんて、失礼な話だ。
(うちのフロントはこの辺りの感覚もおかしく、問題発言が多かった)
ゲルトの発言の中で彼のことを煙たがっているのが感じられるのは考えすぎだろうか。
「クラブハウス内の仕事が主でグランドに出ることはない」
「チームに帯同することはない」
「4バックはオプションが一つ増えたと考えている」
いつも大原の練習をレポートしてくれる花てまりさんが今までやったことのない「フルコート」での練習をしたとレポートしてくれている。
この急激な変化は何なのだろう・・・。まさに革命!?
その記事になんと、モラス雅輝の親族の方(hara yukikoさん)から、コメントを頂いた。
(インターネットなので、本物かどうか確かめようはないが、内容から本物だと私は思っている。)
「雅輝は、私の甥なんです。彼は、なかなかの苦労人なんですよ。家庭の事情で、16歳のときからドイツにわたり様々な経験を積んできました。彼は、本当にサッカーが好きなんです。2ヶ月程度で結果が出るとは奇跡でもない限りないでしょうが、彼ができることは、全身全霊でやるでしょうから、応援してやってください。」
レッズサポーターと言っても色々いるし、長所も欠点もいろいろあるだろうが、
「浦和レッズを愛して力を貸してくれた」人に対して
惜しみない愛情を注ぐ。
というのは誇れる美点の一つだと思う。
(マリッチしかり、ワシントンしかり)
モラス雅輝さんの仕事をしっかりと見て、しっかりと応援していきたいと思う。
P.S.ここに来てチームに明かりが差し始めてきた。改革には必ず既存利益を守ろうとする抵抗勢力が現れる。天皇杯マリノス戦で浦和レッズがどんな戦いを見せてくれるのか、今からどきどきしている。
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