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カテゴリ:サッカー 浦和レッズ
期待していたホーム開幕は、1-2の逆転負け。開幕2試合勝ちなしということで、チームに対する不満の声が大きくなっている。
8年と11年のシーズンを連想させる状況でもあり、悲観論がサポーターを多い尽くしている。 にほんブログ村 堀監督をずいぶん持ち上げてきた当ブログ、そしてツイッター。 これまでであれば、こう書いたと思う。 開幕まだ2試合!方向性は間違っていないのだから、試合重ねるごとによくなっていくよ! だが、何かを変えないと、ヤバくなりそうだというのが昨日の試合見ての感想。そんな兆候があった。 スタメン 4141 ・・・・・興梠・・・・・ ・・武藤・・・・マル・・ ・・・青木・・長澤・・・ ・・・・・阿部・・・・・ ・宇賀・槙野・マウ・遠藤 ・・・・・西川・・・・・ 交代 後半29分 マルチノス→ズラタン 後半34分 武藤→武富 後半38分 長澤→李 柏木選手が試合直前にいないことが判明した。替わりは阿部選手。 堀式では、サイドバックは変えられないので、阿部がそのままISに入るか、アンカーだろうと思っていた。予想どおり青木が前に行き、阿部はアンカーに入った。 だが、試合前のアップ時に、マウリシオの動きが異様だったので混乱した。DF陣では唯一、シュートの練習をしていたのだ。阿部がCBに入って、マウリシオが中盤か!と、1人で興奮していた(笑)結局は順当だった。 ただ、ビルドアップの配置を変えてきた。なんと、宇賀が左サイド高い位置をとったのだ。 広島戦のビルドアップ時 ・宇・武・興・長・マ・・ ・・・・・・・・・・・・ ・・・青木・・阿部・・・ ・・・・・・・・・・・・ ・・槙野・マウ・遠藤・・ ・・・・・西川・・・・・ FC東京戦のビルドアップ時 ・武・長・興・柏・マ・・ ・・・・・・・・・・・・ ・・・宇・・遠藤・・・・ ・・・・・・・・・・・・ ・・槙野・青木・マウ・・ ・・・・・西川・・・・・ 狙いとしては、ミシャ時代の強みであづた宇賀神、武藤、槙野の黄金の三角形を作りたかったのではないだろうか。だが、左サイドはほとんど機能しなかった。高い位置をキーした宇賀神が、相手DFライン裏の深い位置に切れこんで、マイナスのクロスをあげることはなかった。 それならば、開幕戦のように、個人的には、宇賀神には真ん中にいて、こぼれ球をミドルシュートする方が相手にとって脅威だと思う。中途半端だ。 槙野が上がらなかったのも、左サイドが活きなかった要因だろう。 逆に右サイドは、遠藤がマルチノスのフォローに入ったこともあり、まあまあ機能し、青木のゴールもマルチノスのクロスのこぼれ球を拾った遠藤のクロスから生まれる! これは、堀監督のやりたかったことの1つだろう。うまくいった。 だが、この後は、攻め続けるものの、追加点奪えない。これが敗因だろう。 後半は、広島が前に出てきたこともあり、オープンな展開になった。本来ならこっちにとっては、望む展開。引いて守る相手から点をとるのは大変だが、オープンな展開ならばカウンターのチャンスが増える! だが、カウンターは決まらない! 惜しいチャンスがぽつぽつあったが、そうしているうちに、あれよあれよと2失点してしまう。 あー。スタジアム中で落胆。 この失点が、監督のせいなのか、選手のせいなのか? それによって、不満のぶつけどころは変わるだろう。人数は足りていた。ミスもあった。2回決まったということは、敵はレッズの穴を見つけ対策してきたのだろう。じっくり見ていないので、一番の要因は解らない。 ただ、課題が見えたのは良いこと。練習で解決していけばいい。すぐにルヴァンカップがある。切り替えていくしかない。 冷静に考えれば、客観的論理的に考えればそうなのだ。サッカーはそんな簡単なものではない。監督がやりたいサッカーは間違っていないし、まだ2試合で結論出さなくていい。たぶん、チームもそんな風に、考えているのではないだろうか。 だが、昨日のサポーターの反応は、まったく違った。スタジアム中の大ブーイング。ネット上では悲観論と怒り! どこかでボタンの掛け違いが起きてしまって、チームとサポーターの間に大きな溝が出来ていないだろうか。 もしかすると、選手と、監督、チームの間にも溝があるのではないだろうか。 よく、サッカーは結果重視か内容重視かという話になる。レッズのサポーターは外からは、結果も内容も両方ないと許さないと見られているが、実際はそうではないと思う。 結果が出ていればそんなに文句は言わない。また、内容がよく未来が展望出来れば我慢出来る。 堀監督には、サポーターが求めているのは結果だろう。 結果ということでいうと、堀監督になって、国内の試合では2点目がとれていない印象だ。また、無失点におさえる安心感もない。 国内では結果が出ていない。 では内容なのか。 昨年は、しょうがないにしても、望む補強を行い、キャンプで自分のやりたいサッカーを作り上げる時間はあった。だから、対戦相手から考えても、開幕2戦は勝たなければならなかった。 それなのに、チームは仕上がってなかったのだ。 堀監督が目指しているのはマンCのサッカーだと見受けられる。だが、そのサッカーを実現する方法論はあるのだろうか。実現できるスキルが選手にあるのだろうか。残念ながら、この2試合を見た感じでは、難しいと思う。少なくとも、すぐには無理だろう。 サポーターが求めるのは、今シーズンの勝利。そのための方法論や戦術や補強こそ考えるべきことであり、正解はそこにしかないのだ。 (この点で言うとこの2試合の結果では失格となる) プロなので、自分のやりたいことをやるためには、結果を出し続けなければその資格はない。 新しい世界トレンドに挑戦するのもいいが、プロならば間に合わなかった時に結果を出すためのBプランを用意しておかなければならなかったのだ。 同じく、補強のほうも不十分だろう。(この得点力不足ならば世界レベルのストライカーを獲得してもよかった) 何故間違ってしまったのだろう。それは、同じ間違いをしてしまった私だからこそわかることがある。 大事なことや、俯瞰的に物事を見ることが出来なくなってしまったのは、アジアチャンピオンになってしまったからだと思う。大きな成功体験から、色々なものが見えなくなったのだ。深く考えなくなってしまったのだ。 リーグで勝つにはどうするか。そのためにはどれほど補強し、どんな戦術で戦うのか。その戦術を開幕までに完成させるとしたら、キャンプではどんなスケジュールで、何をしないといけないか。そういうことを詰めていかないといけないが、間に合わなかったことからすると、考えなかったのだろう。 リーグ戦で勝つのは甘くない。だが、チームを率いて、勝利を実現するのが監督 の一番の仕事。それが出来ないなら、評価されない。 スタジアムに行き、それがわかった。サッカーは、勝利なのだ。 2試合勝てないということは重く見なければいけない。 重く受け止めてチームを修正出来れば改善に向かっていくかもしれない。逆に軽く受け止めて何も変えず、勝利出来ない状態が続けば、深刻な事態に向かっていきそうな気配がする。 スタジアムのサポーターのブーイングは、目の前の事だけでない。未来にあるそういう深い部分の不安を見ているのだと思った。 次節は希望を見せてほしい。 もう1つ言いたいことがあるが、長くなってしまったので、続きは次回。 長文読んで頂きありがとうございました。 よかったら、クリックをお願いします! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 6, 2018 02:06:03 AM
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