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誰も知らない!?住宅メーカーの先進テクノロジー

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うえ7762

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HM検討中@ Re:建物の基礎のカタチ(08/11) これ知りたかったんでありがたい記事でし…
piyopiyo@ Re:ミサワホームの環境活動 その1(01/18) ミサワホームに住むものです。ブログ、と…
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2007.06.07
XML
カテゴリ:基本構造
こんにちは、ウエです。
11回目の投稿です。

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前回からミサワホームの「木質パネル」についてお話しています。

「木質パネル」とは、ミサワホームの家の構造体、いわば骨組みです。
フツーの木造住宅って、柱とか梁とかでできているイメージがありますが、
ミサワホームの構造体の基本は「木質パネル」

つまり、柱・梁のように「線と線」「点と点」でつなぎ合わせるんじゃなく
壁面、屋根面、床面の各「面と面」をつなぎ合わせた構造です。
2階床パネル.jpg

だから、一体構造モノコック構造になり、
強いということになるんですが、
ここで一番のポイント「パネル1枚1枚の強さ」です。

いくらモノコック構造でも、
壁や床のパネルが弱ければ頑丈な家にはなりませんから。

~~~~~~~~~~~~~~~
ここからがやっと今週のテーマ。


では、ミサワホームがどうやって強いパネルをつくれるのか?

ミサワホームの強さのキーワードは
「接着」「ストレススキン効果」
「接着はわかるけど、ストレススキン?何それ??」 
あまり馴染みのない言葉だと思いますが、ご存知ですか?

一般的な言葉ではないですが、
でも実は、多くの住宅の構造に
「ストレススキン効果」は活用されています。

たとえばツーバイフォー工法は、ミサワホームと同じ壁式構造で、
2インチ×4インチの角材を通常45センチごとに並べ、
その角材に9ミリ厚の合板を1枚、釘で留める「モノコック構造」の建物です。
(参考:1インチ=2.54センチ)
箱状の一体構造になるから、地震に強いと言われています。

02img_07.gif

【参考】財団法人 日本ツーバイフォー建築協会のHP
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.2x4assoc.or.jp/build/02standard.html

合板を留める釘のピッチは、細かければ細かいほど
しっかりと留めることができますから、
ツーバイフォーでは通常、外廻りの耐力壁は10センチピッチ、
内部の耐力壁は20センチピッチで釘留めするそうです。
たしかに、建築現場を見ると、釘のすごい多さに驚きます。

また、こんな工法もあります。
http://www.jisf.or.jp/steelhouse/01taishin.html
この工法では、釘ではなくビス留め。ビスのほうが釘よりも
抜けにくいからか、留めピッチも1.5倍間隔と、2×4より広いようです。

さらに最近は、木造住宅(木造軸組工法)のなかにも
建物を強くする目的で柱に合板を釘留めする会社がありますが、
中には7.5/15センチピッチと、
非常に細かな釘ピッチにしているところもあります。

◎上記工法のポイントは、合板を留める釘(ビス)のピッチを狭くし、
さらに抜けにくくするほど、
柱と合板が一体化して相乗効果が生まれ
「強い面」になるということ。そして、
この強くなる状態が、「『高い』ストレススキン効果が働いている」状態なんです。

逆に釘がしっかり効いていないと柱と合板はズレやすくなります
つまり、柱・合板は離れてしまい、
ストレススキン効果による相乗効果は発揮されず、
建物全体として強くなりません。

このように、上記のどの工法も柱と合板のストレススキン効果を高めることで
建物を強くしようとしているわけです。

柱と合板を「しっかり留める」ことで建物全体が強くなるということは
意外と知られていませんが、とても大事なことなんですよ。
合板の厚みや柱の太さだけが、家の強さを決めるわけではないのです。

以上で、「ストレススキン効果」がどういうことなのか、
だいたいおわかりいただけましたでしょうか?

用語集によると、「ストレススキン効果」とは
「骨組み(角材)と面材(合板)を一体化させることで、
全体の強度を高めようとする効果」のことです。

言葉の説明としては、
「ストレス」とは「物理的・精神的に外部から力が加わっている状態」のこと。
「スキン」とは、皮膚のような薄い皮のこと。

~ここからミサワホーム「木質パネル」のPR~

では、どういう方法が最も強く留めれるのか?

もうおわかりだと思いますが、ミサワホームの木質パネルは
角材と合板を一体化させる方法として、
「釘」でもなく「ビス」でもない、
最もズレ・スベリが起こりにくい「接着」を採用しているのです。

もちろん接着剤の接合強度によりますが、
接着剤でいったん留めたらなかなかズレにくい
というのは、誰でも想像がつくと思います。

強固な一体化により相乗効果が生まれ、
それぞれが持っている強さの和以上の強さが生まれるのです。

片手では鉄棒に1分しかぶら下がれなくても、
両手なら3分も4分もぶら下がっていられる、
「接着」はそんな相乗効果を発揮させることができる
すぐれた接合方法です。

「接着接合」こそがミサワホームの「木質パネル」の強さの秘密なのです。
(全然秘密にはしていませんが・・・)



今回も長くてすみません。
次回は、「強さの秘密2」~接着剤と接着方法について~
です。

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Last updated  2007.06.07 14:54:25
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