小旗のチカラ
ただの道端で声援を送るOGである私も、エンジの小旗を持っているときは、ちょっと周りの人の対応が違いますね。 まず、なんといっても小旗は人気があります。早稲田の駅伝用の小旗はエンジに白抜きのWの、いわゆる選手の正式ユニフォームと同じデザインで、大学や通販で販売されています。 これを沿道で振っていると、横浜市内ではまず、『ちょうだい』といってくる人がいますね。中には、これで応援したい!と言って、ひろるの小旗をぐいぐい引っ張って取ろうとしたおばさんもいました。ひろるが慌てて旗を引っ込めると、『早稲田の2区走る選手はなんて人?』なんて聞いてきて、ひろるが答えてる隙に、また奪おうとしてましたね(^^;; まあ、多くの人は、これは私物なんですよ、と答えると、どこで売ってるんですか、って聞いてきます。それだけ人気があります♪ また、沿道の人に声をかけられることもあります。全日本大学駅伝では、ひろるは車で駅伝をおっかけながら観戦しているのですが、慌てて駆けつけたときに既に何人かの選手が通過していたりすると、『ああ、早稲田まだだから大丈夫だよ!』なんて教えてくれたり。 一番じーんと来たのは、全日本で早稲田が途中棄権したとき、伊勢神宮で杉山君の到着をずーっと待っていたら、『がんばってね!』『残念だったわね』とまわりの人たちに声をかけられたことです。 選手にとっての襷と同じように、ファンにとっては小旗はすごく意味のあるもののような気がしています。ところが、箱根駅伝では大学の小旗の使用は禁止されているそうです。振るとチームに迷惑がかかる、という脅し(?!)つきなので、そう言われるとファンとしては使えませんね。 それなので、ひろるは今年は早稲田の小旗を振らない代わりに、読売の旗も断って、旗は一切振りませんでした。それにしても、どんな意味があるんでしょうね。納得いかないです・・・。