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日々是好日~ひろさき発

日々是好日~ひろさき発

青荷温泉

弘前から車で一時間あまり走って、黒石市の奥。
山の中へ登ったかと思うと、その奥の谷間に『ランプの宿・青荷温泉』がある。
青荷温泉
冬季間は国道から温泉までの道路が通行禁止となるため雪上車にて送迎してくれる。
宿泊客の90%が県外からのお客さん。しかし、16時までは日帰りの利用が出来るので近郊の人たちがひっきりなしに訪れる。
入浴料、大人一人500円。
大広間でくつろいだり、喫茶室でコーヒーを飲むのもよし。
喫茶室は営業時間が6:18~21:06気分により~とのこと(笑)
喫茶室
喫茶室には高島さんという面白いお兄さん(?)がいて話していると時間を忘れるほど(笑)。
コーヒーはこの温泉のお湯を使って抽出したもので、おみやげ用の缶コーヒーも売っている。
無味無臭のこのお湯は、ご飯やみそ汁も美味しくいただけるとか・・・。
高島さん曰く「おみやげ用には入ってないが、ここで出してるコーヒーには愛情も入れてるからもっと美味しいよ」とのこと。
行く機会があったら是非、御賞味のほど!
津軽弁
お母屋に入ってすぐには広い空間があり、客同士のコミュニケーションの場になっている。
壁には「津軽弁」が書かれた障子を発見。果たしてどのくらいの人がここに書かれていることばを理解できるだろうか。
部屋に書かれている“注意書き”も“津軽弁”。県外の人たちには何が書かれているのかがわからず食事の場の話題にもなっていた。
ランプ
16時を過ぎる頃、館内のあちらこちらには『ランプ』が、灯される。
ここには電気が一切来ていないので、夜の視界はこのランプの灯りのみで保たれる。冷蔵庫も遠洋船で使われているようなガス冷蔵庫。テレビもなければ、ドライヤーも使えない。文明から隔離された、名湯・秘湯である。
お宿の周りは自然の宝庫、耳には川のせせらぎ、目には青葉、新鮮な空気がふんだんに味わえる。春から夏にかけては、山菜が採れ、夕飯にはここで釣れる岩魚が食べられるかも・・。

さてさてお待ちかねのお風呂のご案内。青荷温泉には4つのお風呂がある。
一つは母屋にある内風呂(男女別湯)。
二つ目は母屋から離れ、吊橋を渡ってすぐにある
『竜神の湯』。入り口は男女別だが、中は常に混浴。ほの暗いランプの灯りがなんとも情緒豊か。
竜神の湯

三つ目は竜神の湯の向かい側にある『露天風呂』。(混浴・女性専用時間あり)川岸に湧き出でた湯を岩でせき止めた岩風呂。
底には小さな砂利が沈んでいて、肌ざわりがとても良い。
露天風呂

四つ目は近年新しく玄関前広場に建てられた外湯。『健六の湯』(男女別湯)
2001年1月1日午前0時オープン!総ヒバ造りのお風呂で、女湯には五右衛門風呂の露天風呂もある。木の香りがして清々しい。
健六の湯
健六の湯

宿の人たちも気持ちが暖かく、気さくな人たちばかり。
以前は山の中、雪の為、冬にはやってなかったが、現在では通年をとおして入浴可能。
よぐきたねし!(良く来ましたね~)ランプの宿青荷温泉でした。


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