ライターHIROのこの映画は泣けるっ！　医者いらずの映画サプリ処方箋

　　　　　　　　 『西の魔女が死んだ』
　　　　　
　　　　　　涙指数２　 ★★☆ ミニタオル

　上映時間：115分/2008年/日本映画

　監督/長崎俊一

　出演/サチ・パーカー、高橋真悠、りょう、大森南朋、高橋克実、　
　　　 木村祐一

　中学に入学してまもなく、学校に通うことが出来なくなったまい
（高橋真悠）は、母（りょう）の提案でおばあちゃん（サチ・パー
カー）と暮らすことになります。

　おばあちゃんの血筋は魔女の家系だと、母からまいはききました。

　おばあちゃんの言う魔女とは、草木についての知識を代々受け継
ぎ、物事の先を見通す不思議な能力を持つ人のこと。

　まいは自分も魔女になりたいと願い、魔女修行を始めます。

　わくわくするまいですが、おばあちゃんが課した魔女修行とは、
早寝早起きし、食事をしっかりとり、規則正しい生活をすること。
そして、何事も自分で決めることでした。

　草原でワイルドストロベリーを摘み、ジャムを作ったり、野草や
ハーブを育てる生活は、経験したことのないものです。

　大自然の生活は本当にステキでした。

　特におばあちゃんの作る食事のおいしそうなこと。ジャムにサン
ドイッチ、クッキーやキッシュ。朝食も夕食もすべてが、本当にお
いしそうなんです。

　おばあちゃんの一言一言が心にしみて、自分の子供時代を思い出
して、しまいました。

　おばあちゃんや母に教えてもらったことを自分も次世代に伝えて
いく。こんな風に人の知識や思いは受け継がれていくんですね。

　号泣映画ではありませんが、じんわりとした涙が止まりませんで
した。

　このレビューは、無料映画メルマガ
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194号に掲載したものです。　

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