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カテゴリ:プロレス
第7試合
ダーちゃん vs MVP 中盤まで、健闘したのですがイマイチ攻めきれなかったダーちゃん。 後半、MVPのコーナーへの突進をかわしてリフトアップして、渾身のライガーボム。こからコーナー最上段に上がっての飛び付き式ガンスタン2連発 の効果がイマイチで、決まらず。 続く旋回式でも決まらず。 …フツウにやるのがいちばんよくないか? 逆襲するMVPの7連発ジャーマンとか食ってもうダメかと思ったのですが、 困るんだよ!MVP真輔に勝ってるからいろいろまずいことに…。 しかし粘るダーちゃんは、MVPのプレイメイカーを回避、直後に体勢を入れ替えて、その場飛びの正調ガンスタンで完璧な3カウントを取りました。 WWEスーパースターに勝ったダーちゃん。試合後誇らしげにMVPに手を差しのべて握手、ハグ。G1の外にある、でもG1あってこそのドラマでした。ダーちゃんありがとうー! しかしMVPが最終日に優勝圏内にいるのは当然想定内なわけで、 いちばんMVPに負けたくないやつは誰だって、ダーちゃん当てとく新日本はあざとすぎるし、残酷すぎです(笑)。 試合後のコメント読んだんですが、 どんだけ日本のプロレスヲタなんですかMVP(笑)(笑) 第8試合 天山 vs 小島 いちまんにんが泣いた。天山すごかった…。 あそこにいた全員が間違いなく天山ファンになりました。こういう戦いを繰り返して、この男は今のこの人気を持っているんだなと実感しました。 コジのあと天山入場。大天山コール。 ただ、この時点での声援は、むしろ2年連続決勝でコジ見るのイヤだから天山になんとかしてもらおう的なアレだったと思います。ワタクシもそうだったし(笑)。天山ならやってくれる!! ただ、試合は過酷を極めました。コジの非情な首攻め、チョップ連打、そういえばコジの技って全部首ダメージ技ですよね…。 しかし、天山が立ち上がるたびに盛り上がりをます場内。 ほんとにプロレスは、理屈じゃないなあと思いました(笑)。 天山ヘッドバットで反撃、モンゴリアン連打などでなんとか流れを分断ながら耐えます。 ロープに飛んだコジにマウンテンボム、ニールキックでコジを倒した天山は、なぜか右腕のテーピングを全部はずしてコーナーに登ります。 ぞっとしました。 「くそったれー」の雄叫びと共に、ダイビングヘッドバット。 なぜヘッドバットするのに腕のテーピングはずすのか。 なぜ「くそったれ」なのか。 首にダメージ受けると右腕が動かなくなるからです。天山完全に壊れてるのです。 しかも、よけるコジ。場内怒りの罵声が。コジのバカヤロー! あきらめない天山は、このG1一度も出していない、もう出せないんだろうと思っていたTTDを敢行。泣きそうになりました。場内騒然。 だって、 右手全く動いてないです。リフトアップ無理なんです。 ここまでひどいんだ天山…。 アナコンダバイスは、右手動かなくても左手で右手持って締め上げればいいから使ってるんだ…。泣きたい…。 天山そこまでしてるんだ…。 しかしコジは、直後の天山のムーンサルト(これはムリがあった)を阻止してまさかの、雪崩式コジコジカッター。やーめーれー! 絶対天山もう動けないと思いましたが、 立ち上がる天山。 自分が勝つためではなく、G1見に来たファンのために、G1を最高の形で終わらせるために、動けなくなっても立ち上がる天山。 ファンの期待への責任感とかプロレスラーとしての覚悟やプライドみたいなものを、ものすごく感じました。天山の背負っているものは、すっごく大きい。 終盤のコジの猛攻を耐え抜いた天山、コジのラリアットをモンゴリアンチョップで撃ち落としてヘッドバット、逆に天山のランニングラリアット、 最後はアナコンダバイス、アナコンダスラムとつないで、エスケープされたのですが、 まさかの2度目のTTDで見事に勝ちました。すごかった。天山ありがとうー。 間違いなく最終日、そしてたぶんG1ベストの盛り上がりでした。 試合内容でいったらそんなすごくないはずなんです。 本当に、プロレスは理屈じゃないなと思った一戦でした。この試合見られてよかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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