9.19JWP新宿フェイス感想 3
第4試合倉垣翼, 輝優優 カルロス天野 vs 田村欣子 宮崎有妃 タニー・マウス…タニー面白すぎです(笑)(笑)。 今日タニーに出会えてよかった(笑)(笑)。名前聞いていったい何人だんだろうと思っていたのですが、大阪人でした(笑)。面白いですが、ちゃんとプロレスもうまいし、試合も面白いですねー。男子にもこういう人材がひとりくらいほしいです。しゃべれるレスラーで、愛嬌もあって、プロレスもある程度強いというのが、いそうでいないです男子…。タニーが倉垣をイジろうとして失敗したり、カルロスをいじったり、ついでに宮崎をいじったり、さらに田村さまをいじったりして、いろんな意味で疲れたカルロスが捕まるみたいな前半で、中盤はタニーが優優に「これは平成6年組というハナシだけど、オマエ、05年にテスト受かってるじゃん!!裏切り者ー!!」と突っ込みいれたりいろいろあって、終盤はマジメな展開になって、いた中盤もちゃんとマジメな攻防もあったのですが、宮崎と倉垣のパワフルな対決とか、カルロスのトリッキーな動きとか優優の堅実なのに華のあるレスリングとか、それぞれ見せ場があって楽しかったです。田村さまは、強いん「だろうな」というのは伝わってきたのですが、今日はあんまりプロレスやっていなかったです。ふだんもこんなですか? まあひとまわりでかいので、フツウにやっても強そうです(笑)。カルロスをヘッドシザーズに捕らえて、「回すぞー!!」と言ったので、ダイヤルクラッチみたいに横に回すのかと思ったら、そのままカルロスを空中にぶん回して叩きつけていました。縦に回すんでしたか…。倉垣の2人まとめてファイアーマンキャリーでかつぐとか、近ちゃんか!! ただ、そのままブロックバスターはムリでした、とか、宮崎のムーンサルトとかも出ましたが、最後は時間切れです。みんな楽しそうでした(笑)。セミJWPタッグ植松寿絵(フリー)&KAZUKI vs 阿部幸江&アジャコング…いいんですか、安部ちゃん勝っちゃって…(不安)。安部ちゃん面白いので勝手に「安部ちゃん」と呼んでいたのですが、会場行ったらほんとにみんなに安部ちゃんと呼ばれていました。やっぱりか(笑)。安部ちゃんがアジャにガンガン攻撃させては自分が出てきてフォールするという、てきとうすぎる展開です(笑)。自分が攻撃するときも、アジャを呼びつけてはアシストさせますよ。レフェリーも呆れていますよ(笑)。アジャに攻撃された植松が自分から「ダウン」とか申請して、レフェリーの超高速カウントに飛び起きるのも笑えました。とはいえ、安部ちゃんが試合を回しているのでこんなデタラメでも試合になりますよ(笑)。なんだかんだ言って上手いと思います安部ちゃん。中盤アジャが捕まります。コーナーで一生懸命アジャを応援する安部ちゃん。…応援するだけ(笑)。終盤は、アジャが植松やKAZUKIを一生懸命フォールするのですが、安部ちゃんのセーブが甘いのでカットされるというダメすぎる展開です。あれこれあって、お約束の誤爆とかもあって、結局、アジャが植松を抑えている間に、マヒストラルで安部ちゃんがKAZUKIから取ってしまいました。レフェリーも、「2」の後「3」入れたくなかったらしく、ちょっと待ったりしたのですが、残念なことに3カウント入ってしまいました。ぎゃー!!アジャひとりで動いて忙しかったのか、場外来ませんでした(笑)。ほぼひとりで試合したアジャはエヴァのフィギュアが欲しかっただけで、ベルトどうでもよかったみたいなのですが、フィギュアは今から発注するそうです。納品はさ来月なので、アジャはまた呼びつけられて防衛戦させられるみたいです…(笑)。総括みたいな何か印象的だったのは、ボリショイとかレオンとかクラスの花形主力選手が、休憩以降ムーンちゃんとかに混じってふつうにセコンドやっていたことです。雑巾でマット拭いたり階段出し入れしたり。JWPは毎回総力を挙げて興行しているんだなというのが伝わってきました。上があそこまでやったら、みんながんばるしかないですよね。かっこいいですー。16日行って思ったのが、ゼロワン、ものすごくセコンドが足りていなかったのですが、ボリショイやレオンがセコンドやるなら、耕平や崔もやるべきですよ…。見習えばいいんですよと思いました。ちょっと年配のご夫婦とかご家族連れとか、ふだん男子のプロレス会場で見かけないタイプのお客さんがけっこういました。JWPの客層なのか、がんばって動員した結果のオールドファンなのかはちょっとわかんないです。全体に客席がおとなしめな印象だったのは、ふだん来ないかたが多かったからなのか、ふだんもこうなのかはわかんないです。ひとり声出すとみんな声出して来るので、おとなしいというより、タイミングがわかんないのかなと思ったのですが、拍手とかも。…もしかしたら女子には女子のタイミングがあって、それわからないでワタクシ声出してたかも、だったらすまんです…。非常にいい興行だったと思いますが、フェイスという箱の効果も大きかったと思います。いい選手をずらりとそろえたお祭り的な空気にフェイスの雰囲気がよく合いました。動員数の問題とは別に、メインを含めて、今回のカードをホールでやったら、満員になったとして、じゃあ今日と同じくらい受けたかなと考えると、ダメかもしれません。大きい会場に受ける試合のやりかたというのはあると思います。一時のテンションで大会場をクリアすることはできますが、やはり、常に大きい箱でやるレスラーの、試合の雰囲気というものはあります。動員を増やすことと同時に、ホールや、それと同等の箱に似合う試合作り、というのも考えていかないとダメだろうなと思います。たぶん、動きのタメとか、メリハリとか、技を、ダメージの問題だけでなく、絵的に大きく見せる工夫、動きを早く見せる工夫、受けるときの派手さ、そういうものだと思います。あと、関係ないかもですが、さくらが試合の真っ最中にリングの上で、セコンドから水受け取って飲んでいました。あれアリなんですか…? わざとなんですか?何かの演出?そのとき米山は場外戦の後で客席にいたので、リング下で飲んでからリングに上がろうと思えば上がれたはず…。男子ではインディーも含めて見たことない光景なので、けっこう異様でした。墨汁飲んだのは見たことあるけど(笑)。とにかく、女子の見栄えのいい試合の商品価値は、絶対にあると思います。ある意味男子とは別の方向でブレイクし得るかもしれません。がんばってほしいですー。Leonが、プロレス教室(?)の生徒さんたちが作ったダンスユニットのダンスで入場したのですが、ダンスはかわいくてよかったのですが、荷造りのヒモでいいので、チアガールのボンボンみたいなかんじの赤いカツラ作ってかぶって踊れば、レオっぽい雰囲気がもっと出てよかったと思いました。ストリートっぽいかわいさと「レオンのテーマ」というのは、両立させるのに工夫がいるかも、と思います。カツラか何かがあったほうが、プロレスの入場らしい派手さが出ると思いました。あと、ダンスの曲が、他の入場曲よりダンスの曲だけ音が小さかったのも残念でしたよ。踊ってる子も踊りにくかったろうなあ。いい試みだと思うのでなんか書いておく…。