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Bさんはしみじみと言った。
退去立会日に設定した1週間前のことだ。 塀の中の暮らしは、相当堪えたのだろう。 どうやら、 元カノが住まいを探し出しBさん宅へ押しかけた→ そこへ事情を知らない今カノが来た →女性同士で大喧嘩→今カノが警察を呼ぶ→ 酔いが回っているBさん、 警察官をふりほどいて大暴れ →逮捕→出所(←今ここ) だったそうだ。 「不在中の部屋が心配になって、 大家さんに連絡をしてね、とは言ったが その後連絡が取れなくなってしまったんです。 何を話したんでしょうか?」と不安げに言う。 退去の話になり、立会日時まで指定した事を伝えると 大変驚いていた。 財布や携帯、鍵など全て持って行ってるので 部屋に入れない。 外から見る限り、荷物が無いように思う。 大家さん鍵を開けてくれないだろうか・・・・ 意外な展開にめまいを覚えつつも 現地へ行ってみると・・・・。 ものの見事に、すっからかんである。 ステージングで置いた備品やら、 Bさんが気に入って揃えたベッドや家具など、 何も無くなっていた。 頑張りますと言っていた本人も、 頑張り方が分からない為に 生保の申請を進めて、生活が経ちゆくよう アドバイスした。 40歳の男性だが、ムショ帰りだと 割と申請は通りやすいようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.02.19 07:44:07
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