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テーマ:闘病日記(4029)
カテゴリ:緊急入院!
まもなく、ボクは強烈な体験をすることになる。
その名は「マルク」! 骨髄穿刺(knochenmark)のことで、骨髄に針を注射し骨髄液を抜き取る検査。 骨髄液像を調べることで、造血幹細胞がどのくらい白血病化しているかわかるのだ。 この注射針が普通の針と違って太くて太くて! そりゃ骨に突き刺すんだから当然なんだけどね~(泣) マルクは原理的にはどの骨でもいいんだけど、 やっぱり刺しやすい骨があって、腸骨(腰の後ろのほう)か胸骨が普通。 胸骨!? 胸に刺すんだよね? 見た目で怖いよ~~!だめだ!絶対無理! 当然、腸骨にしてもらうことにした。 上から4番目の医師『ほのぼのOnoちゃん』が刺す役だった。 血が流れないように、体の下にビニールシートをひいたりして、 ボクはベッドでうつぶせになった。緊張する~! まずやることは、皮膚の麻酔の注射。 く~っ。これだけでもちょい痛。すぐに効いて、次は骨の表面部分の麻酔の注射。 く~っ。ちくちくいぢめだ~!イヂメイクナイ! 「はい、じゃあ針刺していきますね~」 ぐりぐり硬いもので腰を押される感覚。痛みは……ない。 麻酔がしっかり効いている。 でも確かにぐりぐり骨に突き刺さる感覚で、すっげ~気持ち悪い! たまに麻酔の効いてない所にそれちゃうこともあって痛いらしいけど、 今回はそれもなし。 「はい、今から抜きますよ。ちょっと痛いですよ。」 骨の表面は麻酔が効くけど内部までは効かないという。 だから骨髄液をぬく時はどうしても痛みがあるらしい。 「はい、息を止めて!」 「痛~!」 心の中で叫んだ!!! 一瞬きゅっと、、、まさに抜き取られる感覚。 なんとも味わったことのない痛みなのだ~~!!! 平静を装って、「けっこう、痛いですね」なんていってみたりした。。。 ヒロシです。。。 この「マルク」は、今後入院生活で何度も行うらしい。。。ひえ~!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年05月01日 20時10分29秒
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