2005/09/19(月)02:12
欠陥住宅!
今日発覚した
できたてほやほやの欠陥住宅です。
まだ住宅にまで出来上がっていませんが・・・。
マイホームの建築を考えた事が一度でもある人 100人中100人が知っている
業界でも5位以内に居る 有名ハウスメーカーさんの施工現場です。
基礎のベースがジャンカ(豆板)という状態になっています。
拡大してみました。
見ての通り、コンクリートとして一体になって居らず スカスカなので
コンクリートの強度が全く期待出来ません。
当然、雨水(酸性水)が染みこみ 鉄筋をあっという間に
ボロボロに錆びさせます。
おまけに、鉄筋とコンクリートが定着していない(ひっついていない)のは
明らかで、
鉄筋の強度も全く期待出来ません。
更に 問題なのは これ↓
基礎ベースの下を 手で掘ってみたのですが
ないっ!
ベースしたに有るべき 捨てコンクリートも地業もされていません!
これでは、荷重を正しく地盤に伝える事が出来ません。
明らかに手抜き工事です。
この現場・・・なんと
同じ状態の部分が もう1箇所有ります。
それから下の2枚を見比べて下さい。
撮影したポイントは30センチほどしか離れていません。
そうです。
巾が1センチほど違うのです。
この工事精度の悪さ・・・・
ハウスメーカーですよ!
日本で5位以内の・・・・
そして、何より最悪なのは、ハウスメーカーのこの現場の担当者!
性能表示制度の検査に合格したので
全く何も問題有りません。
と、お客様に伝えていました。
性能表示制度の検査は
基礎配筋工事終了時であり、
今回のコンクリート打設についての検査ではありません。
つまり、この担当者は
建築主に
嘘をついています。
このまま 地中に埋め戻してしまって
知らないフリを決め込むつもりだったのでしょうか?
私の判断は
基礎工事の全面やり直し!
有名なハウスメーカーでも、施工するのは
地元の、しかも殆ど利益を捻出する事が出来ないほど
コストカットされた 下請けの下請け業者です。