引き出しの中のラブレター

2009年10月17日

常盤貴子主演の人間ドラマ

ラジオのパーソナリティーの真生（まい）の番組にきた『笑わないおじいちゃんを笑わせるにはどうしたらいい？』というはがきに笑わせる方法をラジオで募集し伝えるが父親と祖父の関係が悪化してしまったと断りのはがきが来る。自身も父親との関係が修復できないまま他界してまった真生は何とかできないかと現地に行くがおじいさんは心を閉ざしたままだった。
そんな中、父親の遺品にあった住所まで書かれていながら出さずじまいだった手紙を何度も開けようとするも引き出しにしまっていたが意を決して開けると不器用な父親の不器用な手紙が入っていた・・
真生はラジオの特別番組を企画し自分がパーソナリティをすることにした、恋人家族その他感謝したい人に当てた出せずにしまいこんだ思いを手紙にしてリスナーに送ってもらう番組、｢引き出しの中のラブレター」を。

タイトルだけ聞くと恋愛映画と思ってしまうが家族愛がテーマの映画です。
ラジオが持つ特別な力を再確認します。
学生時代はよくラジオを聞いていて自分の名前が呼ばれないかわくわくしながら聞いていた。
今ではネットラジオが盛んですが、リスナーを無視したようなコーナーや出演者だけが楽しんでいるブース内の人だけで話が完結しているコーナーも見受けられて、作家が無能なのか演者が無能なのかラジオというものが理解できていない番組もあります。楽屋話レベルのことをお金を取ってまで聞かせる番組もあります、お便りやメールやネタが送られてこないラジオってラジオじゃないよね。