ど～？

封切りから随分経つのでもう見た人も多いと思うのである程度のことを書こうと思います。

石鹸会社の美人ＯＬがめった刺しになったうえで焼かれる事件が発生、その事件後に連絡が取れなくなった同僚がいると元カノから連絡があった契約社員のＴＶマンが特ダネをねらって独自取材を続けていくうちに番組の特集コーナーを作ることはできたが容疑者についてどんどん情報が真贋さまざま飛び交い証言は同僚に不利なものばかりになっていったが・・・・・。

ツイッターなどの匿名で好き勝手つぶやいて無実の人を追い詰めていく状況がすごく怖い、そして手のひらを返したように報道しつつ心のこもった謝罪などしたことのないＴＶを見て誰もが思うことが目に見える形で批判されている。
この映画では少しタイミングがずれた結果自殺をしなくてすんだが、事実が判明する前に報道やネットの中傷に耐え切れなくて命を絶ってしまう事例は枚挙に暇がない。
間違っていても簡単に謝罪をして済ませて、間違った報道をして謝罪のために命を絶つ業界人がいるんだろうか？

この作品のポイントは犯人ではない人を探っていって、証言をする人が嘘や記憶違い、勘違いを都合よく言っているので誰もが怪しく、ただ容疑者だけが犯人ではないと感じたとたん真犯人が捕まったニュースが流れる。
犯人探しの話ではなく、ミスディレクションしかない無実の人を追い詰める過程を見せる話。


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