進撃の巨人　エンド　オブ　ザ　ワールド

2015年09月19日

進撃の巨人　エンド　オブ　ザ　ワールド

映画版進撃の巨人完結編です

巨人から取り出されたエレンが拘束され殺されようとしたとき、巨人が現れエレンを連れ去っていく。
シキシマに助け出されたエレンは巨人の誕生のいきさつを戦争以前の世界の品によって教えられシキシマについていくが、シキシマの狙いは体制を覆すこと、壁の穴をふさぐのではなく内側の壁を壊して権力者や今の体制に安穏としている人たちを目覚めさせることだった。

前作でおっさんが巨人になったエレンについて対処の仕方をなぜ知っていたか、巨人はどこから来たか、疑問の大半が解説されます。
ですのでこの映画版しか知らなくても大丈夫、原作を知っている人は２本の映画で終わらせるために設定を変えているので原作と違うと言わずにこういう風に変えたらこうなったかと楽しんで見ることを薦めます。

もう一人の巨人は誰なのかということを回想シーンにチラッと言及されているのでキャラクターたちは知らない観客だけが知っている状況のまま終わるのは珍しいです。
硬質な皮膚の巨人はまるで映画「ULTRAMAN」のよう、エレンとの対決は「サンダ対ガイラ」、など怪獣映画を思い出させますので怪獣映画ファンは楽しめたと思うのですがモンスタームービーのファンはちょっと首を傾げたかも。