2008/04/05(土)11:39
古の人々と足跡を重ねよう2
今日も 昨日の続きなんですが(^^ゞ
東大寺南大門を通ると中門が。
向こうにみえるのが金堂(大仏殿)です。
大仏様は如来なの。
ここで仏教の知識をちょびーっと。
仏像には大きくわけて4種類。
如来(にょらい)
菩薩(ぼさつ)
明王(みょうおう)
天部(てんぶ)
如来様が一番偉いのだ。
如来・・ 修行を終え、宇宙の真理を悟った。
仏陀のこと。
仏像というのは 釈迦如来のことを言うのだけど
皆いっしょくたんになっちゃてるね。
釈迦如来と言えば 歴史上の名はゴータマ・シッダルタ。
インドの王子様ですよ。
如来の姿は釈迦が修行をして悟りを
開いたときの姿と言われてる。
奈良の大仏様の正式名称は毘廬舎那仏(びるしゃなぶつ)。
あまねく宇宙を照らし、全ての人に慈悲を与える仏様。
菩薩・・ 悟りを開く前の修行中の仏様。
悟りを開く前の釈迦の姿?
インドの上流階級の身なりらしいので、
装飾品を身に着けていたりする。
明王・・ 大日如来の指示で、如来に代わって
悪いものにおしおき、仏に従わせる役目がある。
だから怖い顔が多いのね。
密教によって生み出された。
奈良には少ない。
天部・・ 仏教の守護紳
バラモン教やインドの神なども含まれている。
梵天・帝釈天もこの部類。
昨日書いた金剛力士像もこの天部。