【猿のごとく読み、人のごとく考える・その520・513冊目】『凡人の逆襲』神田昌典、平秀信著
【猿のごとく読み、人のごとく考える・その520・513冊目】・紹介する本【中古】 凡人の逆襲 /神田昌典(著者),平秀信(著者) 【中古】afb・サノーさん一言コメント「非凡な結果を出し続ける人が書いた、非凡な行動力の重要性。前に進む意志が、世界を変える」【サノーさんおすすめ度★★★★☆】・ウノーさん一言コメント「独立・起業後は社会すべてとの闘いです。でも本当に戦うべき相手は、自分自身です」【ウノーさんおすすめ度★★★★☆】・サノーさん、ウノーさん読書会サノーさん(以下サ):誰がどう見ても「凡人」ではない二人が書いた独立起業する人に向けたメッセージだ。ウノーさん(以下ウ):この本は2002年刊ですが、いまだに毎日のように「平さんからのメール」が届くのは、さすがとしか言いようがありません。サ:まあ、公表されていることが事実だとすると「ミスタージェットコースター」だけどな。ウ:サラリーマンからカリスマ経営者、そしてセミナー主催者からコーチングコミュニティーの構築、びっくりするような「ご活躍」の原点が、この本に書かれています。サ:動機と集客力とセールス力。この3つが凡人から脱却するための「最低限のスキル」となる。ウ:そして「腹を決める」という「原点」が必要となります。いくらスキルと知識を積んでも、「断固とした決意」がなければ、それは「絵に描いた餅」です。サ:この原点を確認させてもらいながら「その後」を勉強させてもらう。これは本当に貴重な「学び」となる。ウ:これは「生きるお手本」です。当時、こういう考え方で、こういう主張、こういう行動を推奨してきた「先生」が、その後10年でどのような経緯を辿り、現在どのようになっているのかを知るのは、本が提供する価値を遥かに超えています。サ:そして、改めて考える。「幸福とは」「成功とは」なにかということを。ウ:この問いを求めることが、ウチのミッションの一つです。サ:この本でも書かれている通り、現在の社会の仕組みから離脱して生きるなら「勉強する」しかない。ウ:1冊の本で自分が得られる知識が4%なら、それを効率的に見つける「最速知識習得法」は真似てみる価値があります。サ:ただ、読む目的が明確な本というのは少ない。むしろ「目的」を模索しながら、本を読むケースのほうが多い。ウ:そこは対象となる本のジャンルによると思います。「キーワード」を意識して、読む速度を上げることは、脳にとっても時間の使い方にとっても、有効だと思います。【了】