2006/01/07(土)12:08
今年は原書を読むぞ!
英語について、今年は新しい目標を作りました。
月最低一冊は、英語の単行本を読み切ることです。
雑誌とか、新聞とか(インターネット版も含めて)は英語のものを割りと良く読んでいるほうだと思いますが、最近読んだ三輪裕範さんの「四○歳からの勉強法」を読んで、原書を「読み切る」ねばりがこのところなくなって来ていることに気付きました。
雑誌の記事を書き溜めて本にするという出版物も多いのですが、本来は一冊の本が伝えるメッセージと雑誌の記事のメッセージは違うようです。
本を書くには、それなりに構想を練り、新しい、オリジナルなメッセージを少なくともまとまったボリュームにまとめる必要があります。それなりにエネルギーの要る作業だと思います。
だからこそ、その読み手は、重いメッセージを受け取る訳で、数分間で読める雑誌の記事とは、受け取る側の姿勢も違っていると思われます。
書き手のメッセージをしっかり受け止めるねばりをつけることは、それなりに修練が要ることですが、そこから得られるものは大きいと思います。
頑張ります!
それと、しっかり単行本を読むと、面白い英語表現に多く出会うことができます。
昨日から読み始めた"The Fall of Advertising & the Rise of PR"という本にも、既にいくつか見つけました。
"Advertising has moved to Florida and entered its retirement years."
「広告」がブランド作りのツールとしての役割を終えたことを表現しているもので、これを人間が退職引退することに例えています。
Current U.S. advertising expenditures are $244 bilion a year, or a rocord 2.5 percent of the gross domestic product. This is within shouting distance of the Defense Department budget, which was $291 billion in fiscal 2000.
アメリカで広告に支払われる経費の総額が、軍事費とほぼ同額になるほどまでに大きくなってきたことを"within shouting distance(叫べば聞こえる距離)"と表現しているところが面白いと思います。
ついでですが、この"The Fall of Advertising & the Rise of PR"は翻訳されています。
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