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カテゴリ:英語のお勉強日記
昨日は、5W1H法をご紹介しました。今日は、少ない語彙で表現力を伸ばす英借文(えいしゃくぶん)です。「英借文」ということば、誰から最初に聞いたかは覚えていませんが、通訳者、翻訳者、英語教師などの間では定着している感があります。
発想は簡単で、次の手順で行います。 1. まず、文法的に正しい文をどこかから借りてきて覚える。誰かから受け取ったEメールからでも、参考書からでも、TOEICの問題からでも... 2. その一部分ないしは複数部分を他の単語で置き換える。すると、同じ文法構造を使って別の意味を表現できます。 これだけです。私がよく使っている例を示します。 I am honored to be with you today. これは、Steve Jobsが2005年にスタンフォード大学の卒業式の冒頭で行ったスピーチの冒頭のセリフです。"I am honored to be with you today."と10回言って、まずこの文を自分のものにします。 次に、I amの次にある"honored"という形容詞を、"happy"に変えます。 I am happy to be with you today. 次は、主語を"he"にしてみます。 He is happy to be with you today. これを疑問文にしたり否定文にすることも可能です。 こうして同じ構造を使って、次のように多くのことが言えます。 I am glad to report my new account today.(今日の新しい取引を報告できて嬉しい) He was pleased to meet you.(彼はあなたと会えて嬉しかったんです) We are willing to discuss the project with you.(御社とそのプロジェクトについて喜んでお話ししたい) 主語になる名詞を10個だけ知っている、動詞も10個だけ、形容詞も10個だけ知っている人でも、理論的には、10x10x10つまり、1000通りの表現ができることになります。上記のように、これらを疑問文、否定文に変えればさらに増えますし、間に副詞など他の品詞を挟むことで、更に表現できることが増えることになります。 持っている英文法と語彙を最大限活用するところから始めてみませんか? このようなことも含め、Udemy講座「英語ぎらいのための英文ビジネスEメール5つの秘訣」で解説します。5日間の限定割引価格オフィーやってます。ここをクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.17 06:39:54
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