TOEIC頻出単語 上位1000語を覚えれば。。。。。
中経出版という出版社から「TOEICテストにでる順英単語」(河上源一編著)というおもしろい本が出ています。副題に「これだけ覚えれば860点突破!」とあります。 この本はその題名の通り、TOEICで出題された約20万語を分析し、出題頻度順に並べた本です。その分析で面白いのは、頻度上位500単語で出題頻度の70%、1000語で80%がカバーされるというものです。つまり、出題頻度1000位までの単語をしっかり覚えれば、10問出題された中の8問にそれらの単語が入っているということです。2000位までを覚えると、90%カバーです。 試験の点数を上げるという意味では、上位1000語または2000語までを徹底的に覚えるという作戦が良さそうです。また、これら2000語は、日常的にもよく使われる基礎単語なので、英語上達という観点から見ても、非常に良いアプローチだと思います。 ちなみに、昨日のニューヨーク・タイムズの記事をひとつ拾い、そこにどんな頻出単語が出ているかを見てみましたので、ご披露します。文章内の( )内数字は、出題頻度順位、「 」内はその意味です。ちなみに、記事内容は日本で起こったプライベート・バンキング(お金持ち向けの銀行商売)関連のスキャンダルで、当事者のシティバンク(米国の最大手銀行)の責任者の大規模処分があったというものです。Citigroup Ousts Three Top OfficialsIn an iternal memorandum issued late yesterday afternoon, Chief Executive Charles Prince announced(268位「発表した」) Mr. Maughan, head(134位「(組織の)トップ、首脳」) of the bank's international(91位「国際的な」ここではoperationと一緒で「海外業務」) operations; Thomas Jones, chief executive of Citigroup Asset Management; and Peter Scaturro, chief executive of Citigroup Private Bank, will all leave the company.(1位「会社」) こういう非常に短い文章をひとつ覚えるだけで、頻出単語が4つも覚えられる訳です。一日一文で4-5単語、500語なら3ヶ月、1000語なら半年でマスターできてしまうので、こうした時間を一日10分くらい持たれることをお勧めしたいと思います。 いかがでしょう。【送料無料商品】TOEICテストにでる順英単語