キンカンの甘露煮作りました
せっかくキンカンがどっさり収穫できたので、「甘露煮」なるものを作ってみることにしました。キンカンの甘露煮というものは、遠い昔に、風邪をこじらせ「喉が痛いよお」と訴えたときに、母親が戸棚の奥からごそごそと取り出して、汁ごと食べるようにと持たされた湯呑の中に入っていた薬のようなものでした。甘いのだけれど、キンカン独特の苦みもあって、決して「お代わり!」ということは無かったと思います。キンカンの甘露煮を作るのは初めてなので、ネットで「キンカン 甘露煮」を検索しました。沢山ありすぎて困りました。砂糖の量から、一度茹でこぼしするの、しないの、酢やうすくち醤油を加えるの加えないの、などなど……やり方が千差万別。結局は2つ選んだレシピの分量の中間の所で調理いたしました。出来上がって、煮汁をまず一口…初めてにしてはなかなかの出来。柑橘の爽やかな香りと酸味が程よいのど越しで…実を食べてみると、煮方が足りなかったな…。生のキンカンの酸味がそのまま残ってました。来年はもう少し工夫してみましょう。