カテゴリ:国内旅行
11月3日~6日の飛び石連休を利用して沖縄県慶良間諸島に属する座間味村へ行って来た(その9)。 阿嘉・慶留間・外地三島の観光を続ける。 慶留間島の南端に位置するアザナムイ展望台。写真中央左手にある東屋である。 同展望台からの眺望。慶留間橋と外地島が見える。 慶留間橋の直下、外地島側には平和記念碑が建っていた。碑文によると昭和20年3月26日、この地へ米陸軍第77師団が上陸したとの事。 同記念碑の脇から慶留間橋と慶留間島側を撮る。 橋の下の水面は浅く干潮なら歩いて渡れそうな感じであった。 橋の上から慶留間幼小中学校を見下ろす。海が間近にありのどかな趣に見えた。 学校の門側に廻ってみる。門柱の両側に校名が書いてある。離島の学校ではよくあるパターンである。 学校脇にある慶留間港。船は少なく静かであった。 慶留間島のマンホール。阿嘉島とはデザインを変えてある。天然記念物ケラマジカと重文高良家住宅を盛り込んであった。 マンホールにも描かれてる高良家住宅へ行ってみる。琉球伝統の建築である。周囲に琉球石灰岩で塀を巡らし、正面にも目隠しの塀を建てる。木造で開口部が多い建家と赤茶色の瓦屋根。 暑い沖縄なので風通しはよい、しかし台風が多いので周囲を塀で囲ったり、飛ばされないように重い屋根を載せてある。 管理人の方に話を伺う。柱の傷を指さして「艦砲射撃の跡」と言った。米軍上陸戦時に損傷したらしい。柱が大きくえぐられており、数十年経っている今でも生々しく思えた。 家の裏側はトイレ兼豚舎である。韓国済州島の豚飼育と同様に人糞も餌として与えられていた。写真右下の孔へ排泄すると、下にいる豚のところへ落下する。管理人のオジイ曰わく、豚は学習していて、用を足しに出て行くと既に真下で待ち構えていたそうである。そのほか紅イモのクズイモなどを餌として与えていたとの事。 (次回に続きます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月18日 20時43分04秒
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