今日は国語の長文読解です。
おそらくは国語の半分以上の配点があるでしょうし、なによりも他の教科への間接的な影響もあるのだ大事にしたいのですが・・・
進学塾でも確かにしっかりと教えてはくれますが、やはり算数に比べると明らかに学習時間が不足しているように思えます。
ただ、大抵の学校の1時間目になることの多い国語。
ここで失敗をして後に影響がないということはとても言えませんので得意ならば武器にしなくてはいけませんし、苦手であれば苦手なりに最低このくらいは計算できるという時限まで持っていかなくてはなりません。
長文読解は多くの学校で出題されますが、物語、説明・論説などが主軸になると思います。
どちらもある「テーマ」がしっかりとあることが大きくこの難易度がそのまま学校の難易度になるのではないかと感じています。
難易度の高い学校ほど使われている言葉も難しく、より抽象的な表現も多くなるのでそれだけで難しくなってしまいますから難関校を受ける場合は言葉の意味ということも大切に学習をしておくことが必要になりそうです。
分野的に見ると、物語と説明文。
この難易度や出題傾向は学校の色がはっきりとでているので過去問題などで参考にしておくと良いと思います。
物語文でも説明文でも「テーマ」を見つけることができると比較的問題は解きやすくなるのですが、いわいる「線をひく」という作業で見つけることができると思います。
ただ、ここで家庭学習で言ってしまいがちな。。。「大切なところに線を引く」という言葉はあまり使わない方が良さそうです。
国語が得意なお子さんならまだしも、苦手なお子さんは、、どこが大切かが見えていないことが多く、その原因は内容そのものもあまり理解できていないこともあったりします。
これは読解力がないように思えますが、色々と試すと出口はみつかったりもします。
具体的にはいずれと思いますが、線は基本的にたくさん引いてもかまわないという考え方です。後々不必要であれば消せばいいだけですので・・・
接続詞などは必ず○で囲んだり、物語であれば人間関係図みたいなものを書くのも良いと思います。
話が変わったところで区切りをつけながらという作業をあまり細かいことはこだわらずに大胆にやらせてみると効果があります。
ただ、国語の場合は算数などとは違いすぐ次のテストで効果がでることは稀です。
3ヶ月とか半年とかの長い期間で考えてください。
これに細かい解法をいくつか組み合わせていけば、国語が苦手なお子さんでもそこそこの結果はのこせるようになります。
もっとも大事なのは国語に対する苦手意識をなくすことからが大事だと思います。
算数でも公式が覚えられなければ理論的に教えてあげることで意外にも算数が得意になることもあります。
これは覚えることから考えることにきりかえることができているということなのだと思いますが、国語も同様であるきっかけで随分と変わってきます。
もちろんひとりひとりのタイプで考えながらの計画だとは思いますが・・・