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注目!クローン問題について私が願うこと

クローン問題について改めて考えたい

1、19日付けの大学生の方の意見で、生命の問題を論じる事の難しさを、改めて痛感しました。
ドリーについて、彼が幸せだったのかとか、写真を指で撫でたと言う気持ちは分かりますが感情論で感傷に浸って、命の問題をけいけいに論じる事には、少し違和感を覚えました。
確かに、実験の為には、失敗もあるでしょう。しかし、良くよく考えて見ると私達は羊を初め様々な生き物を食する事により生きていられますよね?理科の授業でも、多くのネズミや魚を解剖する事で学んできたのです。
この様に、私達人間は生きていく為に多くの生物を犠牲にしています。(それは、ある意味宿命でありエゴなのかもしれません)
この貴重な教えから、私は命の尊さを学ぶ事が出来、常に生かされていると言う感謝の気持ちを忘れないでいられるのだと、思っています。(だから、苦境にあっても、自ら命を断つ事など出来ないと思えるのでは、ないでしょうか?)
こうした現実もあるのですから、単純に可哀想だと言うのはいかがなのかな?と、思ったのです
生きる為と言うなら、(私個人の希望なのですが)何とかクローン技術で、臓器培養に成功して戴き、人工透析患者の皆を救って欲しいと切実に願っています
太い針を刺す時の涙が出る程の痛み、厳しい水分制限と信じられない位の足のツリ方で激痛に何度も飛び起きる寝不足。血が出る程掻きむしる痒み、更には仕事や将来への不安、死に直面しなければならない辛さ。週に3回4時間もの長時間にわたる透析時間がいかに
苦痛であるか、経験した人でないと、その辛さは、分かってもらえない事でしょう。
そして、、移植希望者に対するごく僅かの移植例(あなたは、ドナーカードお持ちですか?)という厳しい現実なのに、移植技術の進歩、優秀なスタッフ、何よりも尊敬する父のおかげで、幸いにも移植出来た今でさえも、物凄い拒絶反応に悩み苦しむ毎日です。しかし、それも。もしかしたら、クローン技術で解決されるのかもしれない。
そして移植後の食事の美味しさ、出なかった尿が出た時の嬉しさ、安らかな安眠を今の透析患者さん達にも何とかして味わわせてあげたいのです!
更に国庫に依る莫大な医療費負担軽減についても大変意義があるし、何より
この未曾有の不況下でも1年にわたる休職を容認してくれる社員を大切に思う会社にも迷惑をかけなくても済むかもしれないのです。
勿論、安全面での技術的解消は絶対ですが、倫理的な思想よりも、私の様な自分が生きたい!と願う、現実問題に切実に直面している人達がいるのだという事も
クローン問題を論じる際には、考慮して戴きたいと願っています。



2、過日、スマステ宛にクローン問題について提起したが
全く取り上げられず残念です。
番組では、香取君が、「まるでロボットの様にクローン人間が増産されていくのではないか?これでいいのかな?」と警鐘をならしていた様に見受けられたが、あのまま放送が終了してしまって良いのでしょうか!?確かに、クローン技術の危険性を認識する事は大切なことです。
しかし、一方的な立場だけを主張するのは、公共の電波を流すTV局としては、あまりに偏向していませんか?じかも、多大な影響力のある「香取君」の発言なんですよ?やはり、公正な見地から、クローン技術の医療目的での有用性をもとりあげるべきなのではないでしょうか?
幸いにも2/24の朝日新聞で私の意見が取上げられ、たとえ少しの人にでも、私の思いが伝わった事は嬉しいかぎりです。
が、やはり、スマステへの思いは残念で仕方ありません。
そんな時3月3日のNHKでクローン技術の医療貢献についての問題提起が
テーマの放送がありました。これを観ると、とても、希望が持てそうに
思える程技術が進歩している事がわかりました。
しかし、悲しい事に現在、日本は、クローン人間どころか、医療目的でさえも、禁止の現状にあると云うのです。
そして、ここでも日本は、、イラク戦争と同様にアメリカ追従の姿勢なのです。
イギリスでは、人間目的は禁止だが、医療研究は良しとする法案が可決されたそうですが、
アメリカは、全面禁止だと云う。米の研究者は、医療目的の研究をさせてくれ、と訴えているのにもかかわらずにです。
反対者側は、クローン胚でさえ、生命と同じだと主張していました。
しかし、、米では社会的に中絶は、認められているではありませんか!?
それは観とめられ、クローン胚は命だからダメでは、矛盾していないだろうか?
極端な話、汗や尿、精子でさえも殺してはならない?とでも云うのでしょうか?
そして、そこまで、命にこだわり、大切に考える国が何故、安保理を無視ししてまで
沢山のイラクの罪も無い老人、女、子供達の命さえも奪いかねない戦争という愚行には
躍起になるのでしょうか?そして、日本もそれにただ追従するだけなのは何故なのでしょうか?
日本が今するべき事は、30兆円を公約に掲げる程、逼迫した財政状況の中から人命を奪う戦争の為に、莫大な戦費を負担する事では、ありません
人の命を救う為に、期待し得る可能性のあるクローン胚の医療研究にこそ
貴重な国民の血税を投じるべきなのではないか!と痛切に感じざるを得ません。
私は、番組で取上げられなくとも、せめて、香取君にだけには、これを読んでもらいたいです!(出来れば他のスタッフの方々にもですが)


生命の重さの前には全てが許される 2004年03月11日

財前が肺ガンで倒れた。どんなに名医であろうとも
病気には無力なのだ。
僕はこれで財前が同じ病に冒されたことで、
命の重さを気付いてほしいと願う。
その上で、何とか手術が成功して、技術だけでなく、
心も兼ね備えた本当の名医になってほしいと願うのだが。
次回予告を見ると、そうもいかないみたいだ。残念だ。
病気の事実を知り、対立していた?友人や恩師も、確執を超えて、財前の為に全力を尽くそうとする。
正に生命の重さの前には全てが許される。
重ねて言う。人類は病気には無力なのだ。

僕も腎臓がダメになった時、医師から言われた。
「本当に残念なのですが、今の医学では、腎臓を維持する為のこれ以上の治療法は無いのです。
透析に戻られる事になります。」と…。
医療は日々格段の進歩を遂げ、一昔前より
治療や手術等で救われる様になっている。
それでも、やはり限界はある。

イギリス等では認められている再生医療に伴うクローン技術。何故アメリカは反対するのか?
キリスト教カトリックの影が政治的に色濃く影響しているのは、否めない所だろう。
そして日本は、アメリカにもはや盲従状態にあり、
グローバルスタンダードと言いつつも
実際は、アメリカンスタンダードになってしまっている。

先日もNHKで骨髄移植の事をやっていた。
その時、せっかく親から戴いた大事な体にメスを入れたくないと言う観念論を聞いたが、
「あなたは盲腸になってもメス入れませんか?
プチ整形やピアスはどうなの?
痔は切らないの?
指を包丁で切ったこと無いの?」て、聞きたいよ。

僕が思うに、自分が関係無い時は、たとえ死んでしまっているとしても、「カワイソウ」の一言で移植提供を拒む。
所が一転して、自分や身内、知人がいざそのと立場になってしまうと、「くれ!」と欲しがる。

あまりに身勝手で、自分勝手だなと思う。
死刑廃止もそう。反対支持者の弁護士が自分の妻を殺されて
やっぱり死刑は必要だと思う。
交通事故もすい酒飲んで運転してしまう。
所が身内が事故にあったとしたらどうだろう?
イラクで戦争が行なわれていても、無関心なのに、
いざ日本にテロが起きると聞くや、急に反対しだす。
鳥インフルエンザも、まさか関東にくるなんて、なんて言ってる。みんな他人事!自分に関係無いと正論を言う。
自分は普段無信心なのに、都合よく解釈してこじつける!!

僕は、こうなるずっと前からその事に違和感を持ってたし、
(古くは子供の頃やってた山口百恵の
赤いシリーズの頃からだ)
当然、昔からドナーカードも持っていた(勿論今も)。
両親と死んだら大学病院に献体する話もしている。
かように人間は、自分勝手で、
自分が可愛いトコもあるのだ。
それはある面仕方が無いと思う。
人間は弱い生き物だからだ。

だったら、暴論を言わせてもらえば、献血の様に提供意思がある人の会員制にしたらどうなんだ!って、思っちゃうヨ。
でもそれは反対の人も多いでしょう?

だからクローン技術の研究は禁止するべきでは無いと思う。今は臓器作るより、人間作る方が作り易いそうだが、
だからこそ、そうさせない為の
研究をすれば良いのではないだろうか?
これだけ医療費が政府の財政を圧迫してると言うのなら、
どうして政府は、反対するのだろうか?
誰か僕に教えてほしい。





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