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年金問題を考える 2

厚生年金 受給開始繰り下げ可能

65歳以降の厚生年金の受取を、最も遅い場合で70歳まで延ばす事ができる
 選択制を導入する
 
 <なぜ?>
 高齢化時代を迎える中で高齢者の就労を阻害しないのが狙い
 ※65~69歳の会社員は給与と厚生年金の受取合計が48万円を超えると、
  厚生年金が減額されてしまう「在職老齢年金制度」が適用される
 
 <どのように?>
 ・年金に頼る期間を短くすれば、割り増し年金を受け取れる仕組み
 ・1ヶ月遅らせると毎月の年金額は0.7%、1年で8%づつ増える
 ・遅らせることができるのは、最長5年で、70歳まで



議員年金新発見

国民年金25年以上で初めて貰えるが、議員年金は10年で貰える事に
加えて、25年以下だと1円も出ないのに、議員年金は、
10遺族年金も、国民だと18歳未満の子供がいる場合に支給されるが、
議員年金の場合、子供がいなくても50%貰えるそうだ。
年未満でも払った分の8割が返って来る。


首相、議員年金廃止を言明 (1) 04月07日(水)

今日のニュースで、首相が議員年金廃止を
賛成する旨の記事が報道された。
(また参院選前のパフォーマンスだろうなっと思いながらテレビでニュースが読まれるのを聴いていた。)

それを受けて、ある番組のニュースを解説する
コメンテイターの意見に違和感を感じ、
早速番組にメールした。

番組見て無い人には、ワケが分からないと思いますが、
そこは、ご勘弁を。
昨日に続いて、話題は年金だけど(汗)

今日、議員年金の廃止についての
コメントで、憤りを感じた。
公務員の天下りを禁止する等の行政改革は
当たり前のことですが、
議員年金は別個に考えるべき問題。

たった10年の加入期間で、
400万円位がもらえる議員年金。
これは、退職金と違い、一生貰い続けることが出来る。
40年間加入して、月に17万5千円と言われる厚生年金と比べても、あまりにも極度に優遇されており、
しかも任期が1年増えると
8万円ずつ増えていく制度なのです。
更に言えば、70%は、税金が投入され、
市会議員などをしていれば、
国民年金と同時に何種類も併給出来るのですよ?

これだけ”お手盛り”の議員年金を
【小さいこと】と平然と言えるコメンテーターの感覚に
開いた口がふさがらない思いがした。

「私は、衆議院議員の娘なの?」
と娘さんに言われている議員の知り合いがいるから、
議員年金くらいイイじゃないか!?と言う
コメントにも本当にビックリ!?

お金と言うものさしでしか、自分の幸せをはかるものさしを
持ち合わせない考え方そのものを諭してあげるのも、
親の務めだと思うし、国民の規範となる
政治家の姿なのでは無いだろうか?

様は、自分達は何の痛みも負わないのに、
国民にばかり、痛みとか負担を強いることが
どうなのか?と言う問題提起を
コメンテーターなら、第一に考えるべきではないかな?
って、思いました。

昨日放送されていた年金バトルを見て一言 (1) 04月06日(火)

昨日テレビで、また年金について放送していました。
それで、新たに気付いたことがあった為、書く事にします。

僕は、その根源にあるのは、やはり
官尊民卑の考えが未だにあるからだと思っています。
つまり、自分達は特別な存在だと言う考えが、
年金制度にも敷衍されているのだと思うのです。
そして、抜本改革と言いながらも、
単なる先送りになったのも、依然
官僚支配にあるという情けない
政治があるからだと思います。
だから構造改革も期待出来ないと思っています。


官僚の力が強い為、年金制度も
歪んだ形になっているのではないでしょうか?
と言うのも、
役人の共済年金は厚生年金と別に分けられ、
国鉄や農林年金等赤字化したものは、
厚生年金へ押し付け、厚生年金が赤字なのに対して、
自分達は黒字を確保しているからです。

そしてその黒字財源から、
民間よりも手厚い年金を支給されているのです。
そして、何十年も前から一本化のことが
言われてきたのにも係わらず、
手をつけてこなかったからです。
これらの事から、やはり、
官僚の力が強いと思うのです。


更に言えば、社会保険庁歴代理事は
全て天下りと聞いています。
そして、その退職金は3~4千万円なのですが、
(勿論在籍期間は短い)我々の保険料と言う
預かり金から支払われていると言う事実。
住宅家賃が相場の7分の1と言う信じられない優遇度。その理由が大臣が言うには、仕事を一生懸命やっているからなのだと言う(理由になっていない)
無駄な保養施設や運用で穴を開けても
責任を取らせる法律を”最初から”作っていないのです。
そして忘れてはならないのが、
厚生年金は株で運用し、それによる損失が出ているのに、
共済年金は国債で運用していて黒字だと言う。
何故、厚生年金だけがリスクの高い株で運用しているのか?(そもそも年金は、
株で運用してはいけないのでは無かったのか?)
それについて昨日の番組では、誰も言及しなかったが、僕が思うに、株で運用益を上げようと言うよりも、そこには、いわゆるPKOが絡んでいたのでは無いか?っと、推察します。
PKO(株価維持操作は、今や公共事業と並んで、
政策において常態化されているからです。

政府が景気を下支えする財源は一般会計予算と
特別会計予算があります。
そして、この特計は、政府でもその額が
把握出来ていないと言うから驚きです。

昨日放送した通り、財務大臣までケタを間違えて
答弁してしまうくらいですから(笑)
保険庁の積立金についての言及がありましたが、
財務省の大臣が予算の歳出額を把握していないのが、
この国の姿なのです。
つまり、政治家も役人の言いなりなのだ、という事が浮き彫りになっていると思われます。

そもそも、その保険料と言う
預かり金の流用が行なわれた背景には、
橋本内閣時の行政改革により、税金が充てられなくなり、
それで役人が流用出来る様に法を追加したのだそうな。
おまけに、その特例法も、本来終了だったのが、
国会で、延長が決まってしまったのです。
ここでも、政治が官僚に対して
力が無いことが露呈されていると思います。

僕は抜本的と言う観点から言えば、
やはり民主党案の方が優れていると思いますが、
問題は、政治家の姿勢にあると思います。
加入期間10年以上で、年間支給額400万円以上と言う議員年金、しかも市会、県会、国会と受給期間を
満了した人には、国民年金も重ねて受給出来、
最大4重取りと併給が認められています。
庶民には、どちらか一つのの年金を
選ばなければならないのですから、
あまりに不公平といわざるを得ません。

しかも、税金の割合が非常に高く、
掛け金に対しての支給額も
通常の年金に比べて、かなり高いのです。
それに、そもそも、その掛け金すら、
税金からきているわけです。

つまり役人だけでなく、
議員ですら全くのお手盛りなのです。

その廃止を言い出だした当の民主党ですら、
反対の声が多く、党内で
まとまりをみせていないのが現状です。
昨日出演していた議員の一人が、議員年金の廃止に対して、
必死になって、自己保身の弁明をする姿をみて、
その政治姿勢に失望したのは、僕だけでは無いと思います。
その様な政治家が多い現状からは、
抜本的な改革はあまり期待出来ないなって言うのが
僕の今の感想です。
(尚、僕が良いと思う制度については、
今まで何度も書いてきたので、今回は割愛させて戴きます。)


田舎税理士岩松正記さん日記

~~にが「税理士に任せていた」だ??? ふざけるのもいい加減にしろ!

昨晩の会見をニュースで見て、一人で怒っていた私でした。
昔から嫌いなタレント(女優なんておこがましいわ)の一人だが、こうも人に不快感を与える存在は珍しいと思う。因みに私は「ショムニ」は一度も見たことがありません(笑)

会見では確定申告書の控を持ってきて、「社会保険料控除」欄に記載があるのを「税理士が勝手にやった」とか言ってたようですが。。。

確かに社会保険料控除には、生命保険や損害保険、医療費のように、控除証明書や領収書の添付は必要ありません。実際は今回話題の国民年金であれば社会保険事務所、国保なら市役所に問い合わせればわかるのですが、それ以前に、確定申告にあっては領収書(納付書)の確認を当然行います。

もし、万が一、百歩譲って、江角の税理士(か事務所職員?)が国民年金の納付書を確認しなかったとしたら、その場合、普通は本人(彼女の場合はマネージャーとか所属事務所の社員?)に「年金払ってます?国保は?」とか尋ねるはずです。そこで「払ってます」って言われたら・・・まぁ、本来はそれでも領収書や通帳(引落の場合ね)を確認しなければならないのですが、本人たちから「払っている」って言われたら、そこまではできないでしょうね・・・。

しっかし、ホントにふざけてる。江角の言う「バカな税理士」さん、記者会見しないかな(笑) で、今度はこっちが「名誉毀損だ」とか言わないかな。「確認したけど『払ってる』って言われた」とかね。


でも「言われたとおりにやっただけ」とは、口が裂けても言えないもんな~。税理士としての責任を負っていないって言われちゃうかな。
まぁ、それだけ税理士の仕事って、責任が重いんだね、きっと。。。割りに合わんな(笑)

pooh-tontonさん

顧問税理士と言うくらいだから、青色申告を選択し、正規の簿記の原則にそった総勘定元帳を作り、そこから決算書を作って55万円の高上をしているはずで、その時点で国民年金を確認していないとは思えない。

領収印の確認、振込み確認書、通帳でこれらは確認できるし、生保・損保・源泉徴収票と一緒に国保・年金の支払い領収書・内訳書は持ってきていると思うし、確認はしていると思う。
どう考えても、これは「確信犯」だと思えちゃう。

もしも、それを踏まえて申告書を作っているなら、顧問税理士さんって、独断で「脱税」をした事になる。しかも、今回のはそれだけじゃすまんでしょうね。私文書偽造・公文書偽造になるのかね、本人が知らない間に勝手に作ったのならば。

最悪は、この税理士さんも証人喚問になるのかも知れませんね。法律家って、やはり自らを厳しく律する時期に来ているのでしょうね。
あの会見をみながら、そんな事を思いました。

でも、以前に貴乃花・若乃花の脱税事件の時も「税理士に任せているので知らない」で通ってましたね。「離れる覚悟」ってのも、いつも持っておかねばならないのでしょうかね。
法律家としての誇りって、必要ですね。

年金甲子園さんの日記より

さて、以前年金を社会保険庁が過払いしていて、返還請求を6200人の方に請求したことがありました。
返還をせまられた方々にとってはかなり迷惑な話し。


しかも1万円とか10万円ぐらいならまだわかりますが、2年分をさかのぼって200万円を返せ!というからたちがわるいです。
おまけに間違って計算したのは、社会保険庁自身ですから。


朝日新聞の「くらし」という欄を読んでおりましたら、元国鉄に勤められていたお話し載ってました。今はJRと民営化していますが、以前は国の持ち物だったために公務員だったんですねぇ~


あと、NTT等も公務員だったんです。平成9年までは。だから年金も公務員レベルで計算されていたので、非常に年金がたかかった。
しかし、そこで不運が起きているんです。


平成9年までは公務員でしたが、そこから厚生年金にすべての方が加入という形をとったんです。しかし、計算するときになんと公務員の年金の計算でしたから、問題が発生したんです。


もちろん年金額がちがってきますから、多く国は支払ったことになる。しかも年金をためておくなんてこと普通の方はしません。もちろん生活費に消えていきます。それなのに、「あなたの年金額は、
過払いされているので、返還してください」という通知と納付書だけが送られてくるんです。


いやぁ~一般企業がこんなことすると、ミスはミスした方が責任をとるんですが・・・と新聞は締めくくっています。


まったくそのとおりのお話しなんですが、なんとも法律が変わらなければここで言ってもしたかありませんねぇ~


そこでもうひとつ重要なことは、過払いのうち9割は、亡くなられた方に年金が支払われつづけることなんです。
これは単に遺族の方の届け出ミスです。


なかなか亡くなられた方の年金をどうしたらいいのかなんて普通おもいませんからねぇ~後になって何百万も返還しなさいなんて言われないためにも届け出だけはださないといけませんねぇ~


ちなみに、遺族年金もよく届け出しない方が非常に多いです。これは、遺族に残られた奥様にとっては生命線となります。必ず忘れずに届け出しましょう!!誰もしてくれませんから。



メルマガ【キャッシュフローがわかれば儲けの仕組みが変わる!】より
 
『江角マキコが教えてくれた国民年金の実態!』
やっぱり、国民年金は払わなくてもいいんだ、ということがバレました。
全国260万人以上の国民年金未納者は、ほくそ笑んでいることでしょう。

滞納者が増えすぎたため、いままで市町村がやっていた国民年金の徴収を、国
(社会保険庁)がやるように変えました(平成14年から)。

その矢先にこのアクシデントです。
社会保険庁もツイいてません。

「別に怒られないんだ」ということになれば、積極的に払う人はいなくなるで
しょう。
督促されても、「江角さんだって...」とみんな言うでしょう。

そう考えると、江角さんは自分の恥をさらしてまで、国民年金未納者代表とし
て、社会保険庁の実状をバクロした勇気ある人です。
(もちろん本意ではないと思いますが)

●あなたは、これからの国民年金制度をどうしたらいいと思いますか?


さらに、脱税までしてくれていたので、もう1つバレてしまいました。
国民年金保険料を払ってないのに、払ったことにして申告していたそうです。

国民年金保険料は、支払った金額がすべて所得控除されます。
でも、生命保険のように、証明書を添付する必要はありません。
あくまで、自己申告です。

普通の人は、調べればわかっちゃうのだろうと思って、正しく申告します。
でも実際は、ノーチェックでした。

制度が変わって、市町村にも納付した記録がありませんから、住民税でもチェ
ックされません。

この事件が発覚したのが、確定申告(3/15)の後でしたので、今年の申告には
間に合いませんでした。

大衆の行動心理は、はっきりしています。
「みんなやってるなら、私もやろう」です。

来年は、全国260万人の国民年金未納者が同じ手を使ってくることが予想され
ます。
※言っておきますが、脱税はやめましょう!

国税庁は、社会保険庁と情報のやり取りをしていく方向で検討を開始していま
す。
果たして、間に合うでしょうか?

ちなみに、江角さんの広告には年金保険料から6億2000万円が投入されたそう
です。
結局、違う意味で、スゴイ広告宣伝効果になりました。


★自分の将来のことは、自分で考えて今から準備しておきましょう!




名古屋の新米税理士さんの日記

今週世間をお騒がせした、国民年金未納者の芸能人ですがいましたが、ほんとに困ったことです。それ以上に困ったおお役所さんもいますが・・・

 私は活字でしか見ていないので、それからの情報でしかお話できませんが、それによると確定申告書で国民年金を払ったかどうか確認したとか。確かに、国民年金を払っていないと社会保険料控除を受けることは出来ませんが、それに国民年金が記載されていた。しかも税金と保険の支払いは、顧問税理士にお任せだという。通帳と印鑑を全部預けていた? 凄いですね。研音(江角の所属事務所)のHPによると、「本年3月24日同税理士から江角宛に、確定申告書上の国民年金の保険料の計上は、納付を裏付ける証憑書類によったものではないとの報告があり、・・・」だそうです。この掲載が事実だとすると、この税理士は勝手に申告書を作成したことになります。江角は保険料の納付は、税理士に任せていた。かたや、江角の保険料の納付しているはずの税理士は、書類の確認を怠った?

 どうなっているのでしょうかね。この税理士さん、記者会見をしてくれないですかね。「会見内容はうそで、私は江角に払ったことを確認しました」とか。でも、納付した書類を確認していないとは、さすがに言えないよな。確認の義務がありますからね。

 それにしても、年金制度のいい悪いは別にして、社会人の義務を果たしていない、また払っていと思っていたと言い訳するようでは、どうしようもないですね。しかもお金の管理まで税理士さんに任せていたとは・・・

 それ以上にどうしようもないのが、社会保険庁。有名芸能人を使って、保険料から多額の広告料を支払い、未徴収者に納付するように啓蒙する、という大変安易な考えが見え見え。もっと抜本的に年金制度を改革し、払ってもらえるように整備しないと。今回のことは、本当にイメージだけの戦略で安易過ぎます。保険料のことだって、自分のところの制度だから、払ったかどうかなんて簡単に調べられるはず。もっとしっかりして下さいよ、お役所さんたち。

最後に、「江角マキコのお詫びの言葉」の抜粋です。

 「・・・私の税金などの処理については、平成9年から、顧問税理士にお願いしていました。平成15年度まで7年間、税理士の先生が作成したいずれの確定申告書(これは、税務署の受領印のあるものです。)にも、国民年金保険料の納付があった旨(社会保険料控除)の記載があったので、所属事務所も私自身も支払っているものと信じていました。今般、顧問税理士の書面により、この確定申告書上の記載が誤りであったことが判明し、私自身大変に驚くとともに、税理士に任せきりにしていたことを反省しています。・・・」

 納税者と税理士との信頼関係をもう一度考えさせられる、出来事でした。

こんばんは。
江角さんの件、税理士さんからの視点で
述べられていて、新たな発見が出来ました。
通帳と印鑑の話、初めて聞きました。
本当にその通りだと思います。
大した事件では、無いかもしれませんが、
日頃年金に関心の無い人にとっては、
年金について考える
良い機会だったのではないでしょうか?
先ほど、別の方の日記に、専業主婦でも、申請しなければ貰えないとあって、それを知らなかった僕には、また一つ勉強になりました。
ニュースも、色々な切り口から見ることで、
様々な学びがあるものですね


年金問題は、本当に難しいですよね?
考えれば、考えるほど、分からなくなりますよ(笑)

僕は、個人単位の積み立て方式か、
助け合うと言うなら、
年金は、最低生活保障的なものにするかだと
思います。

生活が困窮していて払えない人には、
免除と言う制度があります。
問題は、払えるのに払わない人が
いると言う事です。

もし、助け合いをしていくのが嫌だと言う事で、
”払える人が払わない人数”が限界値を超えたら、
恐らく政府は、保険方式でなく、
税方式に変えると思われます。

そうなると消費税10%以上、そして、
資産税、預金税と言う形さえあり得ます。

でもそれは、あまりに悲しいですよね。
僕は助け合いの気持と感謝の心が年金にも
とても大切なのではないかと思っています。
その後で、初めて、システムや方法論について
みんなで考えていけば良いとも思います。

僕は、制度を存続しうる様に、それぞれが納得のいく形で負担しあわなければならないと考えます。

お年よりも、先日テレビで
老人向けの旅行について特集していましたが、
各人毎年欠かさず長期の海外旅行に
行っていると自慢していました。
私は、7年連続で来てるのよ、
な~んて自慢している。
これ見たら、若い人はどう思われるでしょうか?

国民年金の穴埋めに厚生年金が使われてるそうだから、
みんなが考えねばならないことなのですよね。

役人も、預かった保険料で、旅行に行ったり、
いらない施設を沢山建設したり(責任取らないし)、公用車買ったり、
本来禁止されるべき、保険料で株式を買い、運用に大きく失敗しても知らん顔
広告宣伝費に何億円もかけて、
天下り先を確保したり、
共済年金には手を一切つけないと言う姿勢でいる。

政治家も月給を平気で上げたり、
議員年金4重取りを放置したりと、
出口を全く改善しないで、入り口ばっかり、つまり
負担増ばかりを考えている。

そうした無駄を排除していくことが
重要だと思います。

また、不公平感の是正には、
スェーデンの様に保険を一本化して、
所得比例報酬にし、支給上限を固定してしまう。

それで、経済成長率、物価上昇率、出生率等に応じて、支給額を調整していく(減額もありえる。その代わり、毎年キチンと被保険者に報告する)
と言う制度等が考えられると思いますが。

僕は、この方式で、最低生活保障的額(現行15~20万円位)を設定し、それに応じた保険料を累進的要素を加味しながら各自に御願いする、と言うのが良いのではないかと思います。

いずれにせよ、各人が自分勝手な行動を取る人ばかりになれば、それを統制する為に(強制徴収)
それを口実として、国民総背番号制にされてしまいかねません。(住民票基本台帳が既に前ブレ?)

このように、あまりに個人が、自己利益のみを追求する様な風潮はいかがなものかと思っています。
天国の話の様に、ます自分からすすんで与える様な気持の人が数多くなればイイと思います。

老人達もただ当たり前の様にたくさんもらえるもんだと制度によりかかるのでなく、
年金は、本来どういうものであるかを
一人一人が考え、感謝をあらわしつつ、
自分達なりに出来ることをしていく。

それが、助け合い、支えあうと
言うことではないでしょうか?

でもまずは、今の制度の改善が急務だと考えます。



今日のNHK日曜討論、年金に思う (3) 03月28日(日)

今日のテレビ、日曜討論を見ていたら、

民主党が、所得比例年金で上限を設ける抜本的改革を行なうとあったが、財源は、消費税だとすると、
民主党案は6%のになると自民党に指摘されて、
黙ってしまった。
(私は、特に支持政党は無いのだが(どの党もあまり信頼してない為。どの議員も、自己保身ばかりなので。)

それに対して、民主党は、
ちゃんと見解を述べて欲しいと思った。
これにどう答えれば良いのだろうか?

その場合で考えると、

消費税は、現行通りのまま移行すれば、
その位かかるかもしれないが、
徹底した行政改革、役人の保険金の多目的流用(箱物造り)、運用の見直し、議員年金の見直し等をした上で、
支給額を上限を12~20万円に設定。(家族構成による)

年金税を所得税と別に設けて、
その支給額に対応した負担額を
累進課税の様に、所得比例で設定する。(
月12~20万円に対する税なので、
累進課税的な性格と言っても、
そんなに不公平感は出ないのでは無いか?

そうすれば、所得比例年金で上限を設ける
抜本的改革を行なえると思います。
消費税は、高額所得者、資産家に有利であり、消費を抑え、
個人消費を冷え込ませ、経済にマイナスだと思う。

低所得者は、生活に直結する問題なので、
反発も大きいのではないだろうか?
所得税的なものならば、
消費税ほどの抵抗は無いと考えます。

勿論、これならば、消費税と違い、
他の目的に流用されないと思う。
そして、国民に毎年、キチンと年金税の使途や
会計報告を行なう。(透明性を重視する)
また毎年、年金の運用を明確に提示し、
必要に応じて(物価上昇率や経済成長率、出生率等々)、
上限額を調整していく。
そして、それを毎年、国民に報告する。
こういった仕組みにしたらどうであろうか?

議員年金は、民主党内でも反対が多いと聞いたが、
現行の在職議員は、従来制度を保障すれば、
納得してくれるのでは無いだろうか?
(勿論、それは、今期限り、
次期からは、適用されない事とする。
例えば、次期も議員に当選しても、
年金計算には加算しないなど。
大切なのは、これから増えない様に
改善していく事なのだと思う。)

以上が今日の感想と意見です。
今、サンプロで、首相が出ている。
どんな話をするのか、よく見極めたい。

昨日、掲示板に書いた僕の考えも、再度併記しておきます。

年金問題は、本当に難しいですよね?
考えれば、考えるほど、分からなくなりますよ(笑)

僕は、個人単位の積み立て方式か、
助け合うと言うなら、
年金は、最低生活保障的なものにするかだと
思います。

生活が困窮していて払えない人には、
免除と言う制度があります。
問題は、払えるのに払わない人が
いると言う事です。

もし、助け合いをしていくのが嫌だと言う事で、
”払える人が払わない人数”が限界値を超えたら、
恐らく政府は、保険方式でなく、
税方式に変えると思われます。

そうなると消費税10%以上、そして、
資産税、預金税と言う形さえあり得ます。

でもそれは、あまりに悲しいですよね。
僕は助け合いの気持と感謝の心が年金にも
とても大切なのではないかと思っています。
その後で、初めて、システムや方法論について
みんなで考えていけば良いとも思います。

僕は、制度を存続しうる様に、それぞれが納得のいく形で負担しあわなければならないと考えます。

お年よりも、先日テレビで
老人向けの旅行について特集していましたが、
各人毎年欠かさず長期の海外旅行に
行っていると自慢していました。
私は、7年連続で来てるのよ、
な~んて自慢している。
これ見たら、若い人はどう思われるでしょうか?

国民年金の穴埋めに厚生年金が使われてるそうだから、みんなが考えねばならないことなのですよね。

役人も、預かった保険料で、旅行に行ったり、
いらない施設を沢山建設したり(責任取らないし)、公用車買ったり、
本来禁止されるべき、保険料で株式を買い、運用に大きく失敗しても知らん顔
広告宣伝費に何億円もかけて、
天下り先を確保したり、
共済年金には手を一切つけないと言う姿勢でいる。

政治家も月給を平気で上げたり、
議員年金4重取りを放置したりと、
出口を全く改善しないで、入り口ばっかり、つまり
負担増ばかりを考えている。

そうした無駄を排除していくことが
重要だと思います。

また、不公平感の是正には、
スェーデンの様に保険を一本化して、
所得比例報酬にし、支給上限を固定してしまう。

それで、経済成長率、物価上昇率、出生率等に応じて、支給額を調整していく(減額もありえる。その代わり、毎年キチンと被保険者に報告する)
と言う制度等が考えられると思いますが。

僕は、この方式で、最低生活保障的額(現行15~20万円位)を設定し、それに応じた保険料を累進的要素を加味しながら各自に御願いする、と言うのが良いのではないかと思います。

いずれにせよ、各人が自分勝手な行動を取る人ばかりになれば、それを統制する為に(強制徴収)
それを口実として、国民総背番号制にされてしまいかねません。(住民票基本台帳が既に前ブレ?)

このように、あまりに個人が、自己利益のみを追求する様な風潮はいかがなものかと思っています。
天国の話の様に、ます自分からすすんで与える様な気持の人が数多くなればイイと思います。

老人達もただ当たり前の様にたくさんもらえるもんだと制度によりかかるのでなく、
年金は、本来どういうものであるかを
一人一人が考え、感謝をあらわしつつ、
自分達なりに出来ることをしていく。

それが、助け合い、支えあうと
言うことではないでしょうか?

でもまずは、今の制度の改善が急務だと考えます。



江角マキコさんの年金問題 (5) 03月27日(土)

昨日は予想通り、透析中に足がつってしまった。
今日始まる前、体重計に乗った時、3日で2.3キロの増加になっていた。少し嬉しかった。
まだ多少、オシッコが出るから、良いものの、
前回は2日で3.6キロも増えてたから、
今回は水を結構我慢した。
その甲斐があった。
今日は足つらないかもと淡い期待を抱く。

それでも前回分がかなり残しがあった為、
結局、今回も前回同様量を引いたのだった。
しかし…。それがバカだった。

3時間半を経過し、残り30分のチャイムが鳴って、
しばらくした時。
突然、ふくらはぎが”ドン!!”と、つったのだ!
「うわ~、つった、つった」と叫ぶボク。
技師さんが駆けつけて、足を伸ばす。
しかし、中々戻らない。

技師さんが、更に力を加えて足を伸ばしてくれる。
その時!今度は、反対にスネがつる!
ふくらはぎがつったまま、スネが物凄くつってるから、
どうしようもないのだ。
どちらにも伸ばす事が出来ない。

透析は、そこで中止。
凄く熱いタオルを足に当て、
ひたすら、足のつりが収まるのを待つしかない。
額はもう、汗が吹き出ている。
その激痛状態が、15分続く。

ようやく右足のつりが治まってきた。やれやれ。
そう思った瞬間だ!

今度は、左足のふくらはぎが!!
何ということだ、まったく!!
間髪いれずに、またもスネがつりまくる。
もう痛みで、パジャマが汗でビッショリ。
そうしてまた20分くらい激痛が続くのだった…。
ハァ~、透析は本当に辛い。


江角マキコさんの年金問題

今日のニュースは、この話題で持ちきりだった。
彼女は、社会保険庁の国民年金啓発CMに出演しながら保険料を納付していなかったのだ。
今回のCM出演にあたっては、広告代理店から納付について問い合わせがあり、平成14年分の確定申告書をもって納付の証明としていた。
江角は実業団から芸能界入りする際、厚生年金から国民年金の切り替えを忘れ、2年分の保険料が未納になっていたが、税理士がこれを確認しないまま確定申告していたという。
(フジ)
社会保険庁が未納者かどうかも確認せずに起用したのは間抜けというしかない。もちろん江角と所属事務所も問題だ。
事務所は契約の段階で「払っている」と答えていたというからひどいが、それどころか江角は加入の手続きすらしていないというからあきれてしまう。
一連の広報活動の費用は3億8000万円。江角のギャラは通常なら4000万円だ。
巨額の税金が投入されているのに出演している本人が国民をあざむくようなことをしているとは……。
(ゲンダイ)
以上、夕刊紙を抜粋したが、
ボクの意見は、
年金のあり方自体に問題があるから、
こうなってしまうのも無理は無いのだと思っている。
(善意に解釈すればだが)

そもそも年金は申請主義を取っている。
つまり年金と言うのは、徴収する時は、未納だとしつこいくらいに督促をする。
でも、イザ支給して貰おうとする時になると、
手のひらを返す様に何も言って来ない。

だから、例えば私が老齢年金を貰える65歳になったとする。
すると、厚生年金だと自動的に給与から引き落とされる為、
今度支給される時も自動的に貰えると勘違いしてしまう。
所が、手続きを取って、申請しないかぎり、
年金は振り込まれる事は無いと言う制度なのである。
(最近は、通知等、多少改善されてる様だが)

昨日も書いたが、障害者年金というのも同様の事が言える。
それで、制度自体を知らない為に
貰っていない人は沢山いる。
(市役所に嘘を言われて、諦める人もいるが)

つまり、ある程度のことを知らないと、年金というのは、
かように不親切なものなのです。
年金について、ある程度、知識がある人なら、当然とも言える今回の事件だが、知らなければそれまでなのである。
(悪意にとれば、保険庁は、言わなきゃ払わなくて済むなんて思ってたりしてね(笑)
僕は、これじゃあ、ぼったくりやん、て思っちゃった)

自分の意思で、あえて年金を払わないのならば、
それはその人の考えなので、僕はどうこう言えません。
インフレリスクや障害を負った時の事を
考慮しての判断だと思うので。
(それに人にどうこうしろと言える立場でもない)

だから、善意に解釈すれば、給与所得者から、
個人事業主に代わった際、厚生から国民に変更する手続きを取らなければ、国民年金を払っていないと言う事を知らないとしても無理は無い、そう思う。
やはり今回のことは、保険庁に非があるのかと考えます。

(穿った見方をすれば、専門家である税理士が、
あのような杜撰な事務処理を
果たして取るであろうか?
と言う疑問がある。
社会保険労務士では無く、税理士だが、
その位は知っていると思うのだが。

テレビで言っていたが、
芸能人は払っているほうが”マレ”だそうな。
芸能人は、それこそ江角さんクラスだと、年収が凄いので、
年金なんて、あまり関心が無いのかも。
何せ、ボクと病室で 同室だった中小企業の社長さんは、
ボクの障害年金の5,6倍の所得税を払っているほどだ。
だから、年金については、あまり興味が無いと言っていた。
(世界が違うよな~)
ボクも将来年金がいらないくらいになりたいな~!(笑)
そしたら、脱税などせず、
ちゃんと社会に還元していこうと思っている。
そうなることを目指し、がんばるゾ~!
(でも、まずは復職が第一!
せかく良くしてくれる会社に、まずは恩返ししたい。
会社にいながらの成功を目指す!!)



無年金障害者放置は違憲 国に1500万円賠償命令 (1) 03月26日(金)

今日は、これから透析に出掛ける。
前回、久々に足がつってしまった!
あまりの痛さに、あぶら汗が出た。
やはり週2回だと、ちょっとキツイのかも。
今日はつらないでくれ~!!

今日もあの太い針を2本刺すのかと思うと気が重い。
僕は本来、超のつくほどの痛がりやさんなのだ。
学校の予防注射も大嫌いだった僕が、今や、
インシュリン1日4回、お腹に刺し、
透析で、メチャクチャ痛い針を”2本”も刺す!?
何と言う皮肉なのだろう。

大きな会社の社長さんで、毎日焼肉5人前食べて、ウイスキー飲みまくって病気になってしまい、
お金があっても何も意味が無いと言ってた人がいた。
それならそうなっての仕方無いと思うけど、
貧乏だった我が家は、食事も貧相だった。

たった1個の生卵を兄弟3人で分けて食べてた。
一杯のかけそばなんかには負けなかった(笑)
おかず無しで、ご飯にバターのせて
醤油かけて終わりの日もざら。
ちょっと良い時は、朝鮮漬けがおかず。
そんな幼少時代だったよ。

良い物を食べ過ぎての病気なら仕方無いけど、
そんな贅沢なんかしたこと無いのに病気になっちゃって、
何か損した気分なのだ。(笑)
(幸い、兄弟はみんなとても健康!それぞれ子供もいて、
とても幸せな家族だよ。良かった、よかった。)

あ~もう時間無い。出発時間が近い!

昨日ニュースで、
無年金障害者放置は違憲 国に1500万円賠償命令

が報道された。

とても嬉しいニュースに、とても安心した。

僕の知ってる人や友人にも、
年金が貰えないで、泣いていた人がいる。
大学生時代に任意加入制だった国民年金に
加入しなかったため、
障害基礎年金を支給されないと言うのが理由だった。

でも、僕は幸い会社に入って後何年かしてからだから、
良かったものの、
大学生時は、やはり知らなかった。

国民年金が任意加入だなんて、普通知らないよ。
学生時代は年金なんて、ハッキリ言って無関心だったもの。
年を取ってから、貰えるくらいしか考えてなかった。
第一強制なら払わざるを得なかったかもしれないけど、
任意だなんて、そんなのヒドいよ。
それにそんなに広報活動もしてなかったと思う
少なくとも、当時記憶に無い。

今は、免除とか少しは制度の問題が改善されてるけど、
当時は任意だったんだから。
あまりに気の毒過ぎると思う!
役人は、運用の失敗や無駄な施設とかをバンバン作っては、
年金に穴をあけてるのに、
こういった年金が本当に必要な人達には、目をそむけてきたんだから、あんまりだと思う。

旧長銀の頭取などが、責任を取らされ、賠償請求されてるが、大事な年金や税金に大穴を空けて、
知らん顔してる役人にも責任を取ってもらって、
その分を本当に必要としてる人達に充ててほしい。
とにかく、弱者ばかりに痛みを我慢しろと言って、
自分達政治家や役人は、何も痛みを負担しないのは、本当に
どうかしてるよ、この国は…。
(首相がこのご時世に月給を100万円もアップ!?
それで、増税や保険料をアップするんだから、まったく)

ボタバラと白い巨塔は、期待ハズレだったので、
感想は、なしと言うことで。

それでは、病院行ってきま~す♪



がっかりNHKの年金スペシャル 03月21日(日)

今日は友達がきて、ホームページの勉強をした。
お陰で、タイトルが画像に変身した!
背景も素材集からの色合いになった。
イイ感じ♪

その他、ウェブアートデザイナーで、書いた物を載せることも出来ちゃったのだ。自分は不器用なので、前やった時、中々うまくいかなかったが、今日は出来た。
正直嬉しいですよね?
出来ない事が出来た時って。

あと、アフリェイトの勉強して、楽天の本のバナーを貼る。
その後、バクアップに取り組んだが、これが中々うまくいかず、苦労した。そんなんで、夜になり、テレビをつけた。
砂の器をビデオ録画しNHKの年金スペシャルを見た。
でも、見て損した。つまらない内容で欠伸がでる。

NHKには、いつも期待を裏切られる。
結局、負担と給付の問題や財源について、
明確な形が全く見えなかった。
具体的な数値での解決案(一例として最低生活保障的性格にして、
現在なら、一家族20万円を支給。
勿論物価スライドを考慮、
それに見合った負担額を払う等)
が示されないので、
抽象的であいまいな話のままだった。

出演者は変わるものの、出てくるのは同じ話の繰り返し。
政治家も自己保身を図るのみ。
あいかわらず、金持ち優遇政策には全く触れず、
行政の改革や議員年金の矛盾などの
重要な論点を全く欠いていて、
3日も見たのに、時間を大きく無駄にしてしまった。

出席者は、政治家も経済団体幹部も評論家も
高給取りばかりで、
厳しい懐事情の若い世代や
庶民の視点が抜け落ちてしまっている。
改革しなければならない事には触れずに、
まず負担ありきなのは
政治の怠慢では無いのか?

それなのに、政治家は全然悪びれていない。
政治家が言う年金的性格って、何だろう?
その訳の分からない論理が
金持ち優遇の偏った年金制度を
肯定しうるものだとは言えないのではないか?

況や、政治家を80歳を超えてまで
続けていたから、年金をあまり貰えなかった人がいる。
だから、政治家の議員年金の問題をすり替えても
良いと思っているのだろうか?
定年を超えても働き続ける高額所得者は
年金が少なくなるから、可哀相だと言えるのだろうか?

いくら65歳になったからと言って、
年収500万以上の人に
年金を支給する必要などあるのだろうか?
ここにも、悪平等の弊害があるのだと思った。

NHKと言っても、ニュースでは無いのだから、
建前論でなくもっと現実をふまえた
本音に迫る議論をすべべきではないのか!
もっと真剣に番組作りをして欲しい。


NHK21世紀 年金問題 (1) 03月20日(土)

今日、NHKテレビスペシャル21世紀 
年金問題と言うのを放送していた。
20~60代の年代別に視聴者代表に意見を聞いていた。
世代間で、それぞれ自分達の利益をいかに
最大化するかで、自己(世代)弁護を主張しあっていた。

これを見て思ったことは、出席者が
年金に対する知識があまりに不足しているなってコト。
これが率直な感想。

特に驚かされたのが、
30代夫婦が出ていたが、(知識乏し過ぎる為か)
言いたい事が、整理されておらず、
ただ感情だけで言うに止まっていたことだ。

つまり、意見と言うより感想。
主張と言うより、希望になってしまっていた。

やはり若い世代で何かと忙しいのかもしれないが、
テレビに出演して意見を述べるなら、
もう少し勉強してきてほしかった。
それにこの問題は、生活上の切実な問題なのだから、
もっと関心を持つ必要があるはずだ。

40代も、誰も手を上げて意見を言うものはおらず、
(情けない話だが)
指名されて仕方なく喋ったが、
何を言いたいのか、
まとまりのない、論点が絞りきれていない
意見になってしまっていた。
これって、どうなんだろう??

一方、60代の女性は、年金受給者だけあって、
問題が身近な為か、一応のまとまりがあった。
50代の男性も、自分の意見をしっかり主張し、
厚生大臣に国策について、指摘を行なっていた。

世代別には、高齢者の方に軍配があがってしまった形だが、
若い世代は、もっと勉強してほしいよ。
そうしないと、自分たちが知らない間に、
どんどん不利に改悪されていくよ!?
それで後になって聞いてないは通用しないと思うよ。

今日も20代の方が保険料払うより、
貯金した方が良いといっていたが、
預貯金はインフレに弱いと言う
当たり前の経済常識を知らない。
インフレリスクがあるのだ。
実質の価値が目減りしてしまうのだ。
デフレ時は、現金の方が価値があるが、
時代はいつも変動するのも常識だ。
何故か、日本人は預貯金は
絶対的に聖域だと思ってしまっている。

更に、預貯金は底をついたらお終いだが、
年金は死ぬまで支給される。
また、払っていなければ、
遺族年金、障害者年金も支給されない。
そう言う事も知らないのだろうか?

若い世代は、国民年金を払わないと言われるが、
いざと言う時どうするのだろうか?
30歳未満なら、納付特例と言う方法もあるのに、知らないから、未納者扱いで、支給されなくなってしまうのだ。
また、国民年金には免除制度があるのにそれも知らない。
世帯分離と言うやり方もある。
貰えないから、払わないと言う前に、
もっと勉強した方がよくない?
僕も全くの素人だが、関心を持ってれば、
どれも当たり前のことなのに。
他人のせいにして、文句言う前に、関心を持とうよ?

そうしないと、お上は、知らないと思って、
どんどん弱者に痛みを迫ってくるよ?
後々凄い差になってツケがくるよ?

スェーデンは、経済成長率や少子化率によって、
給付額が変動するのだ。
それに伴い、高齢者も自己防衛をしっかり考えている。
その代わり、負担は固定されている。

一方、それについて、(日本の)視聴者に尋ねたら、
どちらの世代もそれは不安だ。嫌だと言うだけ。
わがままな子供だよ、これじゃあ。
意見を言うのなら、その理由なり根拠を示さなければ。
何となくそう思う、では意見にならない。
だから、投資も資産防衛も何もしない。
国のすることだから、大丈夫と勉強を怠る。

僕が厚生大臣の発言に違和感を覚えたのは、
「50%給付は絶対守る。
その為には、保険料を上げるか、消費税を上げるか
二つに一つしかない!」と言ったことだ。
    本当か!?それしか無いのか?
(しかもこの厚生年金モデルケース50%は夫婦と子供二人で40年間払い続けた場合で、実際は、
もっと少なくなるケースが大半だ。
独身者は、相当不利になてしまう、
まやかしの数字なのだ。)

大臣は、こうも言った。
年金の物価スライドは、デフレ時は、スライドするが、
インフレ時は、経済成長率が1%とした場合、
0.9は引かせて戴く。
つまり1%成長率には0.1%しかスライドしないと言うのだ。
こんなまやかしは、あり得るのか!?
それでは、スライドして無いでは無いか!
だから、国民に不信感が生まれるんだよ。

また何の数字か忘れたが(給付額が減らされると言う話かな)、高額所得者ほど引かれる率は大きく、月10万位の人は2割位に引く率を抑えると言った。
率を大きくしているから、不公平は無いそうだ。

所が…!
考えて欲しい。

10万円の2割引き下げとして、8万円しかもらえない。
一方、40万円を5割引いても、20万円も貰える。
生活する上でどうなのだろう?

退職前給与の50%を確保と言っても、
高額所得者は負担額に上限がある。
知ってましたか?

つまり比率で言えば、不公平な制度でもあるのだ。

更に額で見てほしい。
月30万円だった人は、15万円(最高に貰えて)、
一方、100万円だった人は50万円??
しかもこれは積み立てでは無い!
確定給付、つまり、国が保証してくれている。

40代くらいなら、2.7倍、70代だと8.4!
60代でも4.9%!?となる。
これもオカシイと思うよ!?
多く払った人が、その分多く貰えると言っても、
その倍率はどっからきてるの?って、話。

積み立てでは無い。確定した給付額なのだ。
だから、これだけの高額な支給を維持する為に
負担をあげられるのでは、堪らないって道理だ。

ましてや、負担が増えれば、企業も採用を抑えてしまう。
従って労働環境も益々悪化してしまうのだ。

だから、僕は生活保障的に給付額を決めて、
それに見合った額を所得に応じて、
より負担の少ない形で、
保険料を払えば良いと思うのだが。

何でこの様に高額所得者は、
年金でも優遇されてるのだろう?
(相続税の非課税枠だって、一般人には無縁の話だし。)
どうして、国はそんな高額の年金を
支給する必要があるのだろう?
頑なに50%を守ろうとするのだろう?
自分達の為ではないのだろうか?

議員年金4重取りの改正案も、
結局、民主党も引っ込めてしまったし。

結局、表向きは助け合いと言いつつ、
ちゃっかり高額所得者の自分達だけが
美味しいトコ取りしてるだけじゃないのか?
それで、弱者に傷みを押し付けて我慢しろと
言ってるのではないだろうか。

やはり、いつの時代でもお上は、
民から搾取し続けるのだろう。

(結論)
やはり、まず50%ありきではなく、
支給額を生活保護並に一律にしてしまえば良いと
僕は思う。
生活保護の方が、それで生活出来ている以上、
生活出来ない道理は無い。
それに、生活保護の方と違い、
キツイ制限も無い訳だから、尚更だ。

それで、もっとハイレベルな生活を望むなら、
各自、自己防衛すれば良いと思う。

更に年金を一律に支給するのでは無く、
更生医療の様に、所得制限や所得に応じた支給とか、
負担額を決めていけば良いとも思う。
そうすれば、負担も、18%強に引き上げたり、
消費税を10%に上げなくても良いと思う。

勿論、立法府や行政の無駄を徹底的に
排除する事も忘れてはならない。





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