★2008年ベスト10冊★早いもので2008年も残すところ一日となりました。 今年もブログ(ネット)を通じて、たくさんの本と出合うことが できました。 リンク先の方たちをはじめ、みなさんに感謝です。 さて、今年読んだ本は123冊でした。 その中から、個人的なベストを10冊を選んでみました。 あくまで主観で選んだ10冊です。 それを踏まえてご覧 いただければと思います。 1 なぜ、事件は起きたのか?なぜ、二人は逃げ続けるのか? そして、悪人とはいったい誰なのか。 「悪人」 吉田修一著 2 日本が熱かったあの時代。 彼らが目指したものはなんだったのか? 「光の雨」 立松和平著 3 心の声は幾重にもせめぎあい、壊れた日々の亀裂へと追い詰 められていゆく。母親たちの深い孤独と痛み。 「森に眠る魚」 角田光代著 4 舞台はソ連崩壊後の新生国家ウクライナの首都キエフ。 ヴィクトルの身辺にも不穏な影がちらつく。そしてペンギンの運命は…。 「ペンギンの憂鬱」 アンドレイ・クルコフ著 沼野恭子訳 5 昭和39年、夏・・。 昭和が最も熱を帯びていた時代を、圧倒的 スケールと緻密な描写で描ききる、エンタテインメント巨編。 「オリンピックの身代金」 奥田英朗 6 三年半振りの新作。 どこを読んでも100%栗田有起ワールド。 「蟋蟀」 栗田有起著 7 10年の歳月をかけて描かれた著者渾身の感動ミステリー。 切れそうになる夫への細い糸をたぐって、唯は執念の追跡を続ける。 「回転木馬」 柴田よしき著 8 東京の小さな商店街を行き交う人びとの、その平穏な日々にある あやうさと幸福。川上文学の真髄を示す連作短篇集。 「どこから行っても遠い町」 川上弘美著 9 DV、刻まれた怯え、求める心と拒む身体―痛みを超えて、 もういちどわたしたちは、恋をする。 「波打ち際の蛍」 島本理生著 10 服役した私の仕事は、障害を持った同囚たちの介助役だった。 壮絶なる真実の手記。新潮ドキュメント賞受賞。 「獄窓記」山本譲司著 ジャンル別一覧
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