|
カテゴリ:★★★★☆な本
第1章 貿易図案(外国商館/輸出用茶/生糸/燐票)/第2章 トイレタリー(化粧品/石鹸/洗粉/歯磨/月経帯/パウダー)/第3章 薬品(売薬/薬種/肥料/蚊取線香/商法 他)/第4章 食品・嗜好品(飲料/煙草お飲み物)/第5章 繊維・日用品(繊維/文具 ほか) <感想> ★★★★☆ 本書は明治・大正・昭和の商業デザインに関する本です。 あらゆる商品についていたラベルなどがジャンル別に整理され ていてレトロ文化好きなら大満足できる一冊です。 近代の小説がお好きな方なら主人公たちの背景にこんな小物 が置かれているのかも・・・と思い描くのもいいかもしれません。 中山太陽堂(現クラブ化粧品)の跋扈ぶりや、森下南陽堂(現森 下仁丹)の「毒滅」。 青い硝子壜に入った「神薬」が怪しすぎて たまりません。(笑) これだけ集めた著者には頭がさがります。 オールカラーできれいな本ですが、お値段も高めです。 図書館に予約を入れるとき、あと一冊・・・・ということがあればお ススメです。 思った以上に楽しめると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[★★★★☆な本] カテゴリの最新記事
>いつも、ありがとうございます。
>早速、図書館で予約しました(あったんですね)、順番待ち無し。 >近くの分館に届くのを待つだけ・・・^^ 当時って宣伝の媒体が新聞と雑誌しかなかったから、店の陳列棚でどれだけ目立つかっていうのが勝負だったんだと思います。 どれも気合入ってます。(笑) (2012.02.29 18:40:05) |