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New Years Resolution 2009　染織編

次に染織編。昨年の目標はこんな感じ＊着物２枚、帯４本を作品として仕上げる。･･･帯１本、着物１枚はなんとなーく完成。でも、そんだけ。＊→クリエータズマーケットに出店。→いつかやってみたいけど、、、＊着物２枚、帯１本、タペストリー１枚を製作する。･･･最初の目標も達成できてないのに、無理って話です。＊染色作品を公募展に出してみる。→もはや願望です＊IllustratorとPhotoshopが使えるようになる。→2009年には！年はじめには、かなりのピッチで工房に通って製作にはげんでいたのだけれど、その後はラオス調査と修士論文に追われて、ほとんどなーんにもできなかったなあ、、、。そして、今年の目標＊着物２枚、帯３本、タペストリー１枚を製作する。＊手描友禅を習う。＊IllustratorとPhotoshopが使えるようになる。＊クリエータズマーケットに出店。だいぶ願望入ってマス。でも、、、少しでも、やりたいなあ。

2009年01月16日

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New Year's Resolution 2008 ～染織編～

次に染織編。昨年の目標はこんな感じ＊着物２枚、帯４本、タペストリー２枚を作品として仕上げる。→2008年に継続＊染色作品を公募展に出してみる。→2008年以降に延期＊クリエータズマーケットに出店。→2008年に延期昨年もはトラブルが多かった・・・。また作品にカビが生えたし。裁断のサイズを間違えてたりとか。帯４本、着物２枚はどれも製作中なので、今年はみんなちゃんと完成させたいなあ。そして、今年の目標＊着物２枚、帯４本を作品として仕上げる。＊→クリエータズマーケットに出店。＊着物２枚、帯１本、タペストリー１枚を製作する。できたら・・・＊染色作品を公募展に出してみる。＊IllustratorとPhotoshopが使えるようになる。12月のクリマ目指してがんばります。ラオスと行ったり来たり生活だし、修論もあるし、製作にはげめるのは半年もない（1,5,6,9(,10),11月）けど、次につなげるためにも、ひとつの目標として、ね。IllustratorとPhotoshopも、研究にも役立つし、ＤＭやパンフ、製作提案用のイメージや、ＰＲ用のポートフォリオを作るのに、習得しておきたいんだよね。アカデミックパックが買える身分だし。＜ただ、パソコンもまた買わなくちゃいけないんだけどね・・・

2008年01月01日

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絵画教室～デッサン～

仕事での、ぎゃ～っという体験も覚めやらぬまま、初絵画教室へ。さっそくデッサンをすることに。超基本の円柱、球、キューブをこんな感じかな～、と描いたところ、先生に、ちゃんと描けてる認定をしてもらう。おや、実は、私、絵が描けたのかしら？？などと錯覚し、嬉しくなる。これは簡単すぎたね～と言って、先生が次に出してきたのは、ジョッキとテニスボール、そしてブリキ缶。・・・ちょっと難しくなりすぎじゃないですか？？？ガラスが特に難しくて大変だったけれど、一番面白くもありました。感想はというと、目が痛くなりました。教室はいちおう１回３時間なのですが、時間があるならもうちょっといてもいいよ～という先生のお言葉も、疲れたために辞退してきてしまいました。でも、絵を描いて、仕事のショックが少し癒されたかな。

2007年02月03日

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デッサン

今日は、絵画教室へも見学へ行く。デッサン力をつけて、もっとオリジナリティーのある作品を作るためです。私は、人工物もデザインに取り入れたいと思っているのだけれど、植物はともかく、人工物は全然書けないのね、これが。立体物を描く力ゼロです。話をききに行ったら、同じような目的の人も結構来ているらしい。とりあえずデッサンから入るということで話をつけてきました。こう見えて、私、中学までは絵画教室に通っていたし、高校１年生の２学期までは美術部だったのね。え？なんでやめたのかって？それは、デッサンで挫折したからです。そこからまたリスタート。それもまたよし。

2007年01月20日

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草木染講座

数ヶ月ぶりに講座に復帰。やっと作品にとりかかれます。まずは、昨年秋に糊置きをしてあった浴衣に豆汁を１回と、染料（刈安500ｇ１染目）2回を引きつつ、次の作品の相談です。次は、大小２種類の麻の葉模様のグラデーションが入った色留袖（？）を作る予定。赤と黒を組み合わせた作品を作るのは長年の念願だったので。黒はとにかく時間がかかるのね。今計画している作品の場合、染めの工程を最低６回は繰り返すことになります。※ちなみに１工程は最短で、染料１回目→染料２回目→媒染→染料、ですね。失敗したら悲しいので、布もけちらず、精練済のちゃんとした布を買って、汚れ落としの湯通しもし、湯熨斗をたのんできました。これは成功したら安売りはできないよね～。

2007年01月19日

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藍

まだまだ５月にしては冷える日が続く昨今ですが、五月雨の中、今年も藍の立つ季節になりました。実は、当初は、藍染の色がさほど好きではなかった私。でも今は、藍染の浴衣とか帯がほしくてたまりません。今年はちゃんと準備して染められるといいなあ。

2006年05月12日

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上海布市場

上海に来た一番の目的。それは布を買うことです。特に欲しかったのは麻布。日本じゃ、麻布ってすごく高いものねえ・・・。で、まず言ったのが曹安路にある上海市軽紡市場。中山公園からバス一本で行けます。９４７バスで終点「軽紡市場」下車します。感想はというと、うーん、ここはもういいかな、という感じ。まあ、あまりいい布はおいてありません。しかも、ここは総合市場で、布を扱っている店は１階のほんの一部。手工の苧麻を置いている店がひとつあって、約60cm幅の布が１ｍ２２元。でも、布がちょい荒いんだよね・・・。青土さんの良さを認識しました。ここは、綿や麻、合成繊維の安い布をさらに安く買いたい人向きです。次に、３月に閉鎖になった[草冠＋重]家渡軽紡面料市場の引越し先の新市場に行きました。場所は南浦大橋のすぐそばです。バスで南浦大橋まで行けば、新市場の旗がたくさんはためいているのですぐ分かります。ここは、新市場になったせいかもしれないけれど、品質も平均的に良く、けっこういいものが安く買えます。苧麻はなかったけれど、シルクは各種とりそろえてありました。まあ、外国人がいっぱい来るところなんで、言い値はいろいろ。幅120ｍくらいのシルク（白色）で、最初の言い値は36元～70元（貴得要命！）まで。３ｍ100元ならだいたい即決だったので、もっと安くなるんだと思う。買う量にもよると思うけれど、多分、20～30元くらいの間が相場なんじゃないかと予想。５ｍ100元くらいでもうまく交渉すれば買えたんじゃないかなー。私は、仕立てはたのまなかったので、仕立て付きならいくらくらいまで下がるかはナゾだけど。次来た時はもっとうまくやろう。うん。人民広場。

2006年05月08日

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体験講座　～五倍子～

毎週第４日曜は初心者向け体験講座の日。私も、かれこれ３～４年、草木染をやっているのだけれど、体験講座を手伝いに行くと、毎回学ぶことがあって勉強になる。今月の染料は五倍子。五倍子というのは、ヌルデの木につくアブラムシの巣で、アブラムシの唾液が酸化したものらしい。漢方薬に使われていたので、愛知県だと、豊田の方に五倍子を取る職業の人がいたらしい。これを細かく砕いて、布袋に入れて煮出すのだけれど、これが独特のにおいなんだよね。この五倍子、初めの１～３染目はタンニンが強くて、鉄媒染でグレーにしかならないので、色の入らないアルミ媒染で下染めに使うって、４～11染目くらいまででを染色に使う。鉄媒染でなかなかキレイな藤鼠色を染められます。特に絹は紫色がきれいに出るので使い出あり。麻や木綿は灰色っぽいかな。今日学んだこと。鉄媒染の色が手についた時は、レモンで洗うときれいにとれるそうだ。

2006年04月23日

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胡桃

今日は雲の多いお天気。絹刺繍糸を茶色にする予定で、胡桃の堅果の３，４染目で染めました。胡桃って、４回目くらいまでしか使えないんだって。あと、胡桃染めをするといつも思うのだけれど、その真っ黒な染液の色に比べて、染め上がる色が薄いし浅いのね。ものの本によると、ぐらぐら湯がわいてから、胡桃を取りに行けということらしいし、使う実は青い果実という話も。染料が間違ってるのならまあ、仕方がないのだけれど、先生曰く、胡桃染の色として伝わっているものは、こんなに浅い色ではないそうだ。というわけで、いくつか条件を改善してもう一度染めなおしということになりました。

2006年04月21日

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五倍子

今日はいいお天気でしたね♪午前中は、６月にやる合同展示会用ののれんに糊置。午後は、五倍子の染液でのれんの染め直しと、ジョーゼットの絹布７ｍを染めました。染液の量がやや足りなかった感じで、ちょっぴり薄かったかな・・・。

2006年04月18日

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苧麻

苧麻を専門で扱っている、京都の青土さんを訪ねる。主催なさっているHさんは、もともと草木染の引き染めをやっていらっしゃったらしい。でも、苧麻に出会って、その魅力にとりつかれたそうだ。青土さんの扱っていらっっしゃる苧麻は、基本的にすべて中国産。去年、中国に本拠地も作ったそうだ。中国で一番の苧麻の産地は湖南省にある洞庭湖周辺だそうだ。あと四川にも産地があるらしい。苧麻の産地って湖南省なんだ！知らなかった。

2006年04月14日

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草木染で着物と帯を染めてみる。

今日はぽかぽかといい天気で、セーターなぞを着ていると、山の中にある工房でも暑すぎるくらいでした。今日は仕事ではなく、自分の作品作りを指導してもらう講座の日。製作中のテーブルセンター２つに糊を置いたり引いたりしつつ、帯と着物のデザインを先生に相談しました。帯は桃色と紫の名古屋帯で、柄は小紋型と椿花。着物のうちの１枚は赤地に型置きして、黒のぼかしで染める小紋。もう１枚は、黒地に白～黄～赤のグラデーションの麻の葉模様が入った訪問着（の予定）。この他に、バラの浴衣も製作中です。それから、日の出絞りの藍染浴衣もはよ絞ってしまわないと。藍が立ったら、型＆藍染の浴衣も作りたいしね。・・・ふと思い返せば、私の名古屋帯、２本とも椿の柄ではないの。そしてまた椿の柄の帯を作る私。椿は、赤・緑・黄のコントラストが美しくって絵になるのよね。

2006年04月07日

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梔子

もう桜が満開です！天気もよくて、おだやかな陽気の、とってもいい日でした。今日は小中の入学式だったそうですね。今年入学の子は満開の桜のもとで写真におさまれたのね♪こういう日だと、おめかしもしがいがありますよね。さて、今日は梔子で注文の作務衣の下染めと、刺繍糸の２回目の染めをやりました。梔子の少し赤みがかった黄色は日に輝いてやっぱりきれいでした。今、工房では昨年の万博で実演＆体験に使った鯉のぼりを染め上げ＆直しもしています。この鯉のぼりは仕上がったら工房の前庭に上げるらしい。来週には上げられるかな？

2006年04月06日

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紫根

今日は曇り。夕方から雨がぱらついてきたけれど、それまで持ってくれてよかったです。本日は、自宅にて、自分用の着尺に３回目の紫根染めをしました。紫根は、染液を30分×３回もみ出してそれをあわせて１回分の染料にします。で、染料自体からは３～４回分の染液がとれるんですね。先生曰く、１枚の布を染めるのに、最低でも、３回、つまり30分×3回×３回はやってほしいとのこと。それで、暖かくなって紫根染めのできなくなる前に、なんとかその３回目をやりました。３回目は、染液はかなり薄くなるし、色の濃さはそれほどかわらないのだけれど、やっぱりやる甲斐はあります。色の濃さではなくて、感じが変わるのね。色が深くなるというか。やってみると、やっぱりやってよかったと思えるのが紫根染めの３回目なのでした。

2006年04月04日

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紅花

今日は雨も上がり、雲は多いけど、日も差して、紅花染めには申し分の無い日。紅花の乱花１kgをアルカリ液につけて待つ間の３時間に茜でいろいろ染めて、午後から紅花の染液で、刺繍糸と着尺２反を染めました。天気のよい日に染める紅花の色には何か輝きがあるのよね。不思議です。

2006年03月31日

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紫根

今日は１日雨。３月ももう終わり、ということで、紫根染めをやりました。染めたのは、帯と刺繍糸。紫根の３回目はほとんど色が出ない、ということだったのだけれど、染め上がったものを実際に見てみると、感じが変わってる！なんというか・・・深い、キレイな色になっていたんです。こんなきれいな色になるなら、ウチにある紫根も３回目をちゃんとやって、２回目までしてある着尺を染めようと決心しました。

2006年03月30日

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紅花

今日はいいお天気で、絶好の紅花染め日和でした。紅花は、天気のよい日に染めないと、染めた色もくすむのです。さて、昨日準備した紅花を絞って、いざ染めんとしたらば・・・なんと、クエン酸がない！紅花の染液は、クエン酸を入れないと赤くならずに黄色のまま。昔、この黄色に酸を入れて赤くすることを発見した人がいたんだよねぇ。すごいなあ。街に下りて薬局でクエン酸を買い求め、なんとか糸染めを終えました。薬局がクエン酸を扱っていてよかった～。なにごとも管理と計画が大事ですね。

2006年03月24日

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紫根

今日は、紫根の刺繍糸染め２回目。草木染で染める場合、堅牢度の問題で、最低２回は染めておく必要があるそうです。紫根染めは本当、染料をもみだすのも大変だし、１日仕事になってしまうのだけれど、なんとか３月のうちに終わらせることができました。そうでなくても、やはり、色は重ねた方がきれいになるし。明日は待ちに待った２日続けての晴天。やっと紅花にとりかかれます。紅花は、染液をとる前に、水に２時間、アルカリ水に３時間浸しておかなくてはならないので、工房でやる場合、２日仕事になってしまうのです。

2006年03月23日

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梔子

今日は朝からぱらぱらと雨。午後からは、ざあざあと降ってきました。春の雨をこんなに実感するのって初めてかもしれないなぁ。今日は梔子を４回煮出して絹の刺繍糸を染め、残った染液でTシャツを下染めしました。梔子の染液は、輝くばかりの黄色に布を染め上げます。こんな艶やかな色が光に弱く褪せやすいのは不思議なこと。糸はもう一度染め、色が布に食いついて丈夫になる半年～1年は光に当てないようにするそうです。

2006年03月16日

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紫根の糸染

小雨のぱらつく寒い天気。今日は、天気がよければ紅花をやる予定だったのだけれど、生憎の天気となったので、かわりに、紫根で絹刺繍糸を染めました。紫根は１～３番染を一緒にして使うのだけれど、最初だけあって、濃い染液でした。バケツの一番底の部分の染液なんかはとってもどろどろしていて、そのせいだか分からないけれど、10段階に濃度差をつけたにもかかわらず、濃い方の５段階はほとんど同じ色に。もう一回染める予定だから、その時はもっと濃度の落差を大きくしなくては。

2006年03月10日

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下準備

今日は１日中、いいお天気でした。日差しもぽかぽか暖かくて、もうすっかり春の陽気。こんな日は絶好の絶好の豆汁（ごじる）日和だと思って工房へ着いたら、肝心の豆をもどし忘れていたことが発覚。お湯でもどしたのだけれど、結局、豆汁ができたのは夕方でした。もったいないことをしました。もっと段取り上手にならないと(>_

2006年03月07日

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紫根

日差しも暖かく、紅梅は七分咲きで、もう春の陽気。今日は、自分用の着尺一反を紫根で染めました。紫根には独特のにおいがあって、暖かくなってくると、このにおいが布にもついてしまうのだそうです。だから、紫根染めは寒い冬の間しかできない染めなのです。染め上がった布は、なかなか上品な紫色になりました。１週間後、今日の紫根をもう1度、もみ出して染めたらいい感じになりそう。半年待って湯熨斗に出したらもう仕立てられます。八掛の色をどうするか悩むところ。黄色だと派手になりすぎるかな？そうそう、工房のある集落では、今日、春のお祭りがあり、お昼には宍鍋をご馳走になりました。この集落、イノシシを捕るワナが二箇所も作ってあって、結構よくとれるらしいです。

2006年03月05日

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紅花

寒の戻りで、風花もちらつく真冬のような寒さ。今日は、残っていた使い古しの紅花から最後の染液をとって着尺を一反下染めしました。使い古しの紅花から出る色は薄くて、淡いサーモンピンクになりました。一斤染ってこういう色であるらしい。紅花を必要量の半分しか買えなかった人の着物の色なんだそう。私は、着物にするなら、こういう色がいいんだけどなあ。着尺のあとに、染液に残った赤みを吸収させようと木綿布を入れたんだけど、黄色くなるだけで、もう赤みはありませんでした。紅花の染液って、赤色から先になくなるから不思議。紅花は冬の晴れた日に染めるものなので、やれるのもあと少し。家に帰って、今度は、自分用に、週末の紫根染の下準備。着尺一反を湯で洗って、炭酸カリ溶液に浸しました。面白い織なのだけれど、ひどいナフタリンのにおいがする着尺でした。少し黄ばんでいるし、どこかの家の箪笥にしまってあった中古品だったのかも。キズも無いし、掘り出し物だったかも♪

2006年03月03日

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煙突掃除

工房にて、はじめての煙突掃除をしました。去年の１０月から入った薪ストーブ、本当によく働いてもらいました。４ヶ月の使用に耐えて来た煙突は煤でいっぱいでした。ススで煙突が詰まっていたという表現がぴったりくるほど。これじゃあ、ストーブを焚くと部屋中が煙くさくなるのも道理。火曜日に着ていた服は木曜の今日になってもまだ煙くさかった。よくいままで、一部とはいえ、煙突を抜けて出て行く煙があったもんだ。ブラシで煙突の中をこすっている時、あやまってススを飛び散らせて、顔に黒い点々がついて、まるでマスカラが飛び散ったような顔になりました。とほほ。この冬に出た椿灰をバケツにあけて、湯と水を注ぎました。今日はph９。ph11にすれば、ついに灰汁を使える日が来ます。

2006年03月02日

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搬入

今日は、草木染工房の教室作品展の搬入でした。草木染をはじめて気づけば３年半、カルチャーセンタの月１教室から工房の講座に移って２年弱、お休み期間を抜けば正味２年の草木染歴がありながら、今回が搬入初体験でした。いやあ・・・大変だよね、搬入って。朝10時からはじめて、午後早くには終わると思いきや、とんでもない！終わったのは夕方の17:00過ぎ。いい勉強でした。まさに体力勝負。今回は、新しい作品を出せなかったので（恥）、かなり消極的な気持ちだったのだけれど、並んだ作品を見るのは、いい刺激になりました。作品は、着物約17点、帯約５点、タペストリー類が約12点、その他数点。もっといろいろ作品を作っていきたいな。

2005年10月04日

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長者町散策

教室が終わってから、何人か10人近く連れ立って、長者町（名古屋の問屋街）の、着尺は木綿とポリエステル専門という問屋さんに行きました。浴衣地は４千円くらいから３万円くらいまでありました。藍染の浴衣地が３万かあ・・・。買う立場からしたら高いけど、草木で型染で作ったとして、３万で出すのは・・・ギリギリのとこかも。ちなみに、私が心魅かれたのはポリエステル^_^;。5800円也。買いませんでしたっ。だって、昨日、丹後ちりめんの白生地のＢ反を２反も買ったとこだし（汗）。近いうちに帯地も買いたいし。今度は、絹とポリエステルの着尺をたくさん扱っているという問屋さんに連れて行ってもらう約束をしました♪楽しみ～。あと探したいのは、バッグ用の持ち手とかを安く小売してくれるとこなんだよね・・・。名古屋市内にずーっと住んでいるのに、長者町って、あんまり行ったことがなかったんです。いろいろ探索して活用しないとね♪

2005年05月23日

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シンク

新しい家に染色用のシンクを入れてもいいという許しを得たので、安い中古のシンクを探索中です。使用目的が染色で料理じゃないから、そんないいやつはいらないわけで。染色の先生の家は、ゴミ中古品を扱う会社でもあるので、シンクが出たら教えてください～と、いちおうお願いしてあるのだけれど、それだけでは、いつ手に入るかわからない。そこで、自力でも探してみることに。まず手軽なとこで、オークションを検索。ヤフオクには結構出てるのね。中古のまあまあのを見つけたのでオークションに参加しようとプレミアム会員に登録。金額を入れてみたところ・・・。入札の権限がありません。とは何事だぁ～。私は初めてヤフオクに参加するんですよっ。というか、このシンクの購入のためだけに参加を決めたわけで。つまり、評価なんてついているハズがないのです。ということは、なんだ、シンク購入のために、別のものをヤフオクで購入しなくちゃならないわけ・・・？うむむー。

2005年05月12日

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ミシンを動かしてみる

私が中学生の時に買ってもらったミシンを10年以上ウン年ぶりに出してきて、おそるおそる動かしてみました。このミシン、どこのミシンかと思いきや、山崎ミシンのミシンでした。山崎ミシンといっても、巷でウワサの、某通販生活（まんまだけど）で売ってるミシンとは違います。デカイし、重い。あんまり長いことさわってもいない使っていないので、出してみるのもおそろしく、NOVAの前にミシンを置いて営業していたミシン屋に話をきいたら、フットコントローラー付きのは10万近くするというではないですか。おまけに、７万５千にするから、明日決めてくれって、できるかっ。なんちゅう押しの強いミシン屋だ。安物は買いたくない。＜いちおう持ってるんだし・・・。買うなら、ミシンというものの使い方と付き合い方がもっとわかってから、いいミシンを買いたいよね。＜今はそんなお金ないしｗ。というわけで、しかたなくマイ山崎ミシンを出してきて動かしてみました。最初の仕事はホコリ取り。ついてるホコリも、すでに白くはなく、黒い・・・。見れば、糸もボビンもちゃんとセットされた状態でした・・・。かかってる糸は赤だし・・・。おそるおそるフットコントローラーを踏むと・・・ちゃんと動いて縫えるではないですかっ。よかったあ・・・。ボビンケースの蓋が外れてるけど。アームをゆるめられなくて、ボビンに糸を巻くとき、針も上下運動してしまうけど。ミシンをさわっていたら手が黒くなったけど。それでも、動くミシンがある、というのは嬉しい。説明書もちゃんと残ってたしね。

2005年05月06日

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桜の花びら染め

今日は、拾っておいた桜の花びらで、ちりめん布１反を染めました。うぐいす色ぎみの光沢ある灰色になりました。こういうのを桜鼠っていうのかな？ちょっと違う気もするんだけど・・・。問題は、染め上がりが予定外に薄くなってしまったこと。というのも、栓が合っていないシンクを使ったので、媒染の時、思いもかけず、水が半分くらい流れてしまったから。さて。どうしよう。１年待って、もう一度同じ色を染めるか。別の染料をかけるか。それとも、型を置いて作品に仕上げるか。・・・どれもそれぞれ面白そうではあるなあ。来年もまた、桜の落花は試してみよう。これぞ究極のスロー・ライフ？

2005年04月15日

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まっくろくろすけ

今日、工房には、電気工事が入りました。で、梁に電気配線をしていってくれたのだけれど・・・。おや？梁の下のテーブルに炭の塊のようなものが・・・・。大きい塊、小さい屑といろいろあるんだけど、見事にまっくろ。「これ、なんですかねえ。」「梁の上から落ちてきたホコリじゃない？」ホコリ？いいやっ。こんなまっくろけで、こんなかたまりのホコリなんて、見たことない。ということは・・・。これが、まっくろくろすけなのねっ。初めて見ました～。古くて、長く放置された日本家屋でなけりゃ、これは出ないよね～。なにしろ、この工房ときたら、節穴もすきまもありすぎるほどで、台風の季節までに、塞ぎましょう計画・・・なのです(^_^;)。でもね、個人的にはすごーく愛着がわいてきてます♪

2005年04月12日

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新しい家

叔母の縁のリフォーム屋さんに来てもらって、新しい家の改装計画を検討。私のプチ工房も組み入れてもらえそうで、すごく嬉しい♪シンクを２槽と、鋳物コンロを置くステンレス台を１つ入れる予定。＜これらは、ゴミで出たやつを拾っといてもらえるよういちおう頼んであります（^_^;)。あと、庭の木にロープを張って引き染めもできると思う。天気のいい日は外で引き染め。天気の悪い日は家で作業。晴耕雨読な生活ができるかも♪・・・仕事の無い日なら、だけど。おまけ。叔母が、もう着ない和服をけっこう持っていることが判明。今度見せてもらいに行かなくちゃ♪

2005年04月10日

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桜の花びら

今日は桜が満開でしたね♪・・・だから、まだあまり落ちていなかったのだけれど、翌日雨の天気予報もあったので、染色用に落花を拾い集めに行きました。ここ３年くらいのマイ恒例イベントなんだけど、これやってると、いろんな人が話しかけてくるｗ。みんな、桜が咲くと、見に出かけるからんだろうな～。今年は、お父さんに連れられた３人姉妹でした。花びらを掃き集めて市の指定ゴミ袋に入れていると、お姉ちゃんが寄ってきて、「ねえ、どうしてお花捨てちゃうの？きれいなのに。」「これはね、捨てるんじゃないんだよ。色を染めるのに使うの。」「どうしていろがそめられるの？」「このお花ね、ちょこっと色がついてるでしょ？だからね、お鍋で煮ると色が出るんだよ。それで染めるの。」「ただ捨てちゃうんじゃないんだ。ふーん。・・・じゃあ、わたしも手伝う。」と言って、３人でちょこっと手伝ってくれました。かわいいよね～。ちょこっと幸せな（？）気持ちになった土曜の午後でした。

2005年04月09日

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工房にて

ありがたいことに、今月から、小額とはいえ、多少お給料のもらえるスタッフに昇格（？）いたしました。時給ですが。工房のあるところは、やっぱりちょっと素敵なところでした。隠れ里みたいな感じの場所です。行く道、川沿いにぽつぽつある桜がとてもキレイでした。家からの距離が４０km強もあるのが唯一の難点。やっぱり、早起きは必須だなあ。

2005年04月05日

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新しい工房

新しい工房を見学に行きました。もう、素晴らしいところです！目の前には小川が流れ、夏は沢蟹がとれるし、裏手は竹林。山あいの小さな里、という感じで、すごく雰囲気がよく、ここに通うのは本当に楽しみ♪ただ…携帯は圏外です。あと、車でなければ通うのは無理ね。名古屋市内から、車で１時間ちょっとはかかるだろうなあ。さて。やはり、車を買わなくては。

2005年03月04日

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織

織に限らず、いくつかの工程を踏む作品を作っていていつも（強制的に）学ばされることがある。それは、今やっている作業に集中すべし、ということ・・・。例えば、整経をしている時に、「もうすぐ５時のバスの時間だから、早く作業をおわらせなくては」と思ったとする。そうすると、必ず、余計な力が入って、糸を引っ張ったりからめたりひっかけたりする。それでも（多少は）妥協して無理矢理終わらせる。すると、次、経糸を染める時に糸が絡まって苦労する。「あっ、ここは、５時のバスを気にしてやったところだ。」からまる糸をうまく張れず、模様がゆがんだりする。また、その次、筬通しをする時に、アゼがきちんととれていないことに気づく。「ここは、５時のバスのところだ・・・」アゼを直すのに苦労するのはもちろん、そこで糸を引っ張ってしまったりして模様がゆがむ。機に糸をかける時、またアゼが並んでいるのを発見したりする。「ああ、５時のバスなんて気にしてたから・・・」そして直すのに１日かかる。←今日の作業。さらに織る時、模様がうまくそろっていないところにぶつかる。「はあ、５時のバスを気にしてたところか・・・」きっと、織りあがって、着物に仕立てた後も、その模様のゆがみを見るたびに「５時のバス・・・」って思うんだろうなあ・・・。まさに、注意１秒、怪我一生。

2005年02月04日

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