あ、割と前から気付いてました。
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電車にゆられること30分・・・ 横浜駅に到着し、ホームに足を下ろす。 先ほどまでいた地元の駅とは打って変わって、 人々が慌しく動き回る。 しかし、 今の落ち込みまくった私がそんなスピードについていける訳もなく、 のろのろと歩き出した。 しばらく俯き加減であるいていると、 ショーウィンドウにスーパーサイヤ人が映っていていた。 スーパーサイヤ人↓ 「あぁ・・・スーパーサイヤ人か・・・」 ひるっぽ~は そう思いそのショーウィンドウを気にすることなく通り過ぎようとした。 しかし、 なにかがおかしい。 なんと、そこに映っていたスーパーサイヤ人が、 私の動作に合わせてついてくるのだ。 「・・・!?どういうこと・・・・?」 右手を上げれば、 スーパーサイヤ人も右手を上げる。 首を曲げれば、 サイヤ人も首をまげる・・・ それで気づいた。 これは私だ!! 人間は極度のストレスを感じたりすると、 微量の静電気を帯びることがあるという・・・ この時のひるっぽ~も例外ではなかったのであろう。 そう。 ひるっぽ~の髪の毛は、静電気により完全に逆立っていたのである!! ひぃぃ! こんな姿で横浜なんて歩けない!! そう思ったひるっぽ~は急いで帰ろうと今来た道を戻った。 しかし、 心の中のもう一人の自分が囁く。 「そんな、ヨドバシカメラまでそんな遠くないわよ? 大丈夫!だれも貴方のことなんかみてないわ!ここまでせっかく来たんだもの! 目当ての時計を見てみましょうよ!」 しかし、 ここは18歳の乙女・・・ 恥じらいという気持ちの強い。 そんな相対入れないディレンマの中で下した、 ひるっぽ~の決断は・・・・!! ヨドバシヘ行く!! そうして、 スーパーサイヤ人は人ごみへと消えて行ったのであった。 人ごみへ出てみると、 案外平気なもので、ひるっぽ~はスーパーサイヤ人のことなどすっかり忘れて、 意気揚々とヨドバシへと足を運んだ。 脳内では目当ての時計の素敵なシルエットのみが輝き、 これを目にすることが出来る喜びで気持ちはいっぱいになっていた。 時計♪時計♪素敵な時計♪♪ やっと気分が乗ってきたぞ! そう思ったそのとき。 トントン。 なにかが背中をたたく。 振り向くと、そこには男性の姿が!! 男「お姉さん、ちょっといい?」 あらやだナンパ!?のほほっ(爆) そう思ったのもつかの間、 彼の手にはティッシュが! なんだティッシュ配りか・・・ 私はティッシュをもらわない主義なので無視して進む。 「ちょっと待ってよ!変なお店じゃなくて、これ漫画喫茶のなんだけど お姉さん好きでしょ?」 ・・・はい? お姉さん好きでしょ?って・・・・ オラがオタクに見えたってか!!? 「いらねーよ!! □⌒ヽ(`□´#)9」 そう捨て台詞を吐いて逃げるようにして駅へと帰った。 捨て台詞を吐いても心は乙女。 サイヤ人でも心は乙女。 ゚ 。 ,∧_∧ ゚。 ゚ ・(゚´Д`゚ )。・・ (つ ⊃ ヾ(⌒ノ ` J オタクなんかじゃ・・・オタクなんかじゃないもんっっ!! ヨドバシを見ることなく逃げ帰ったとさ・・・ (ホントは捨て台詞吐いた後怖くて逃げた) いや・・・ オタクなのは認めるけどさ・・・ オタクに見えたのかな・・・ メガネかけてたからってのもあるかもだけど・・・ 自分で言うのはなんだけど、私のメガネはおしゃれメガネ・・・ やっぱ・・・ サイヤ人のせい?? 俯き加減も良くなかったか・・・・ はぁ・・・ しかも、 家に帰ってゴロゴロしてたいたら、 母ちゃんが母ちゃんの友達連れてきた。 そして、オイラパジャマだよ!!! このときばかりは・・・ サイヤ人なのに瞬間移動が出来ない自分を恨みました。ははは・・・・・!! 「・・・という事があったのよ! 分かったでしょう!?私の運の悪さが!! 運の悪さは伝染するのよ!? だから近づかないで!!」 「ひるっぽ~・・・そんなこというなよ・・・ それにオレは不幸になんかなり様が無いんだ。 なぜなら・・・ 君に出会えたことが一番の幸せだからさ!!」 しょっぱくぅぅぅぅん!!!! (つ´Д`。゜) こんな優しい言葉をかけてくれる人がいれば良いのに・・・ ↓ランクリお願いします↓ 人気ブログランキングへ