カテゴリ:呟
悲しいと 泣きたいと 寂しいと 涙浮かべそうになるたび 思い、知らされる。 私は どこにも存在していないのだと。 長く長く 一人でしか、泣いてきていない。 誰かと分かち合うことをしていない。 喚きそうになるのを、枕に埋めることしかできない。 声で、目の前で 一人は嫌だと 叫びたくてたまらないのに 涙浮かべそうになるたび 余計に一人を思い、知らされる。 こんな枠の中でしか 叫ぶことも、喚くこともできない。 だから 嫌なんだ。 本当の一人じゃない 一人は。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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