2007/12/11(火)16:29
すごい会議
読むべき本、読みたい本はたくさんある。それはみなさんも同じだろう。
しかし、時間がない。時間は作るものだ、と「できる人」は言う。
もちろん正論だが、やっぱり時間はないというのが平均なサラリーマンの実態だと思う。僕も、こうして数日分の日記を怠っているわけだ(12日なのに、6日の日記を書いている)。
では、いかに効率よく良書を手に入れるか。それは人のオススメを読むに限る。人の労力を有効利用させてもらうのだ。
「すごい会議」(大橋禅太郎)はまさやんさんが紹介していたもの。
すごい会議
僕の勤め先にも会議がある。僕は会議が嫌いだ。最も会議が好きだという人は少ないと思う。
会議は個人の時間を奪う。後ろ向きな意見が多く、うんざりする。ただ、会議には効力がないわけではない。共通認識を深め、共同作業を楽にする。また、「これは会議で確認しただろ」とアリバイ作りにもうってつけだ(笑)。
ともかく、共同作業をする上で、避けて通れないのが会議である。
この本は、会議を効率よく動かすためのヒントがある。
会議を気が重いものだと思うのは、反省の弁を述べたり、プロジェクトを妨げているのは誰かのかを吊し上げるといった要素があるから。
早い話は後ろ向きな面を取り除き、前に動かすための発想の転換である。
○○が悪い→○○をよくするために何をすべきかを話し合ったりすればいい。
この本のテクが使えるのはプロジェクトリーダーやしかるべき職についている者だろう。しかし、会議がつまらないと思っている平社員にもヒントがあるのではないか。
この本は、そういった実用書的な側面だけでなく、サクセスストーリーとしての良さもある。
著者はコンピュータの小売りからソフトの開発で財をなした人物。IT業界は競争率は高いのだろうが、一攫千金の醍醐味はあるんだろうなぁ。
検見川送信所についての動画↓
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2006/12/6 隠れ家作り(46)~すきまの問題